1.パソコン系資格は再評価されている
冒頭にも述べた議論があるように、就活において資格はさほど重要視されていません。ですので取る場合には目的を持って勉強することが大切になります。「この仕事に就きたいから」「入社後にこんな風に活躍したいから」といったビジョンを描いたうえで必要な資格を選ぶのが正しい考え方です。
時々、公認会計士や司法書士といった超難関資格を取って就活でアピールしようと考えている人がいますが、これはむしろ逆効果になりかねません。何故なら一般の会社ではそんな資格は必要としていないからです。そんな資格の勉強に時間を費やすくらいなら、アルバイトでもして社会性を身に付けてもらった方がいい、と考える会社の方が多いのではないでしょうか。同様に一貫性の無い資格を数多く保有している場合も要注意です。
資格とは決して「持っていれば就職出来る魔法のアイテム」ではなく「やりたい仕事を有利に進めることが可能なツールの一つ」であることを認識しておきましょう。