就活コラム

Webデザイナーの視点から考える「良い採用サイト」とは?

2020/09/09

Column

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1.なぜ採用サイトが必要なのか?

20代の90%以上がスマホを所持するようになり、webサイトもスマホで見られるサイトが必須の時代となってきました。就職活動においても、情報の確認やサイトを見る際はスマホを使っているケースが多いのではないでしょうか?

 

そのため、ただ採用サイトが見られるだけではなく、情報収集から応募まですべてスマホでも完結できるサイトであることが求められます。とてもインパクトがあり、目を引くデザインでも、スマホで見ると見にくかったり、読み込みが遅くてなかなか見られない・・・というサイトもしばしば見かけます。

 

いくら素敵なデザインやコンテンツで企業の魅力を伝えることができていても文字が小さくて読めなかったり、重くて説明会予約に間に合わなくなってしまっては決して良いサイトとはいえません。どうしても負荷のかかってしまうサイトになる場合は、PCサイトではインパクトのある動き、スマートフォンでは最適化させたデザインなど、うまく使い分けることが、求職者の利便性を考えた良いサイトをつくるポイントです。

プラットインでは、コンテンツをユーザーに最適な形で届けるサイトを作成しております。当ホームページでは制作実績などございますのでご覧ください!

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2.良いサイト=オシャレで面白いサイト??

そもそも、なぜ採用サイトが必要なのでしょうか?ただ人材を集めるだけであれば求人サイトのみで十分ですし、その方がコストも時間もかかりません。ですが、求人サイトに掲載できる情報には限りがあり、決まったフォーマットがあります。その中で、企業の理念や文化・仕事の魅力・他社との違い・求める人材などなど…とてもじゃないですが、すべて伝えきれません。

 

せっかく縁があって入社しても、「思っていた仕事と違った」「会社の方針と合わなかった」等の理由で退職してしまうのは、企業側・求職者側のどちらにとっても残念な出来事だと思います。

 

ですので、企業側が「企業理念や仕事内容を正しく理解し、共感できる求職者」と出逢うためには、採用サイトを活用し企業の魅力をしっかりとと伝えていく必要があります。

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3.注目するべきは社員紹介ページ

企業の魅力を感じてもらうには、「良いサイト」である必要がありますが、「良いサイト」と一言で言っても、目的やユーザーによって定義は様々です。では、採用サイトにとっての「良いサイト」とは何なのでしょうか?

 

当たり前ではありますが、「企業情報をわかりやすくに魅力的に伝えられるサイト」が最も優れている採用サイトだと思います。就活中の皆さんは日々感じていると思いますが、採用サイトに何より求めるものは「デザイン性」よりも「わかりやすさ」ですよね。

 

いくらおしゃれなサイトで目を引いたとしても、どこに何を書かれているのか理解できなければ意味がありません。膨大な情報をよりわかりやすく伝えられることが最も大切です。もちろん、デザインは良いものに越したことはありません。ここで重要になってくるのが、「“企業のイメージにあった”デザイン」であることです。

 

どんな企業にも独自の魅力や伝えたいポイントが必ずあるはずです。おしゃれなデザインにこだわるのではなく、企業のイメージ・コンセプトを大切にし、それに沿ったデザインやキャッチコピーをうまく取り入れているサイトこそが「良いサイト」であると思います。

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4.スマートフォンサイトの最適化も必須

求職者が働くイメージを持つにはやはり先輩社員の普段の働き方を知るのが一番です。そのために「社員紹介ページ」は採用サイトに必要不可欠なページです。できる限り顔写真付きで、経歴をより具体的に掲載することで、求職者は実際に働くイメージができ、仕事に対する期待感や安心感をもつことができます。

 

サイトの魅せ方は様々ですが、私は「1日のスケジュール」というコンテンツが最も良いのではないかと思います。具体的な仕事内容を知ることができるのはもちろんですが、退社後の過ごし方なども求職者にとって知りたい情報の1つなのではないでしょうか?特に「結婚後も両立して働きたい」と考える女性にとって、結婚や出産後の働き方はとても重要になってきます。

 

実際に働いている先輩の声やスケジュールを掲載することで、求職者は自分が長く働いていける企業なのかをしっかり見極めることができます。

2020/09/01

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