1.履歴書を作成する際の小技(採用担当者見るポイント)
採用担当者は履歴書を見る際にどこから見始めるでしょうか?学歴?転職の回数?持っている資格?実はどれでもありません。では、何を見るのかというと、全体の印象です。空白無く記載されているか、文字の大きさは読み易いか、最後まで丁寧に書けているか、といったパッと見た感じの印象です。
これは「履歴書をビジネス文書と捉えて作成しているか」の観点で見ているということを意味します。新卒の若者と違って就業経験がある者ならば、こうした配慮が出来て当然だろう、という見られ方をしているのです。
しかし、実際には大半の人がこうした認識がされていないように感じます。言い換えれば、ちょっとした点に気を付けるだけで印象は大きく変わるということです。例えば、氏名欄に書く文字の大きさです。左端に小さい字で書いてある履歴書もよく目にしますが、これでは自信の無さが伝わってしまいます。大きく名前を書く練習をしてから清書するようにしてみましょう。
また、職歴欄の記載の仕方にもコツがあります。「株式会社〇〇入社」次の行に「〇〇により退社」と書く人が多いのですが、この間に担当した業務を1行差し込んでみましょう。詳しい内容は職務経歴書に記載するとしても、読む側からすれば履歴書だけで大体どんな仕事を経験してきたのかが分かる方が助かります。