1.前向きな姿勢を示しつつ確認する
最近の採用面接では人事部門だけに任せるのではなく、配属予定の部門の社員や年代の近い社員も登場するケースがあります。こうした機会を利用して、本音を聞き出す方法も効果的です。普段から面接を業務としていない彼らは、案外本音をポロっと話したりするもので、例えば残業や休日出勤の度合い、職場の雰囲気などは人事の人よりも詳しい内容が聞き出せると思います。
流石に給与については生々し過ぎるので控えるとしても、それ以外の具体的な様子については正確な情報を聞き出すことが出来るでしょう。ただし、ここでも前述したような前向きな姿勢を示したり質問をする順番を工夫したりすることを忘れてはいけません。面接の内容は最終的に人事部門に報告されるので、「条件や待遇ばかり気にしていた」ではなく「積極的な印象だった」と報告されなければならないからです。