1.そこまで残ったことに自信を持つ
社長や役員クラスと面接するということは、基本的に最終選考の段階です。言い換えれば、書類選考や一次面接辺りで不合格となっていれば会うことのない方々との面接の場です。まずはそこまでたどり着いたことを自信にしましょう。例え威圧感のある人や怖そうな人が待っていたとしても、怯んではいけません。そして、入社後でも滅多に会う機会の無いであろう社長や役員と差し向かいで話が出来ることを光栄に感じながら面接に臨みましょう。
実は、こうした気持ちは表情に出て相手に伝わります。緊張することは仕方のないことですが、不安げな表情よりも自信のありそうな表情や感謝の気持ちがこもった表情の方が相手も心強く感じます。実際就職相談をしていて、学生だろうが中高年だろうが社長面接の前にアドバイスすることはこうした内容です。そしてほとんどの人が合格しています。
この段階での判断要素は人間性を重視しているので、よりこうした気持ちの持ち様は大切になるのです。この意識は現れた人物が自分より年下に見えたとしても変えてはいけません。中高年の応募者だと年下の面接官と相対するとつい見下したような気分になりがちですが、これもやはり相手に伝わります。自信と感謝の気持ちで臨むこと、これを意識するようにしましょう。