就活コラム

履歴書を工夫して、希望職種をゲットするポイント【前編】

2017/07/14

Column

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1.受ける前から諦めて「機会ロス」していませんか?

お給料や立地等の条件だけでお仕事を探すのはあまりお勧めしません。

 

お仕事の内容に不満があるまま、たまたま運よく採用されても、あなたは不満を抱えたまま面白みのない仕事をしたり、企業が期待している通りにあなたが働きを見せていない場合、お互いの満足度は低いでしょう。お給料の額(時給)が安すぎるのは問題外ですが、少々安くてもやりたい、と思える場合、仕事の内容のどこに魅力を感じるか考えてみましょう。

 

少々お給料が良くても、入ってみて仕事が面白くなければ、毎日つまらなく積極的に働こうと思えないかもしれません。また、入って人間関係が微妙だとしても、仕事が面白ければ気にしないこともあります。その仕事が楽しい、という気分は周りにも伝わり、良い関係を築くことができるかもしれません。

 

そういう気持ちも無く条件面だけで選んだ場合、いくら書類の内容が素晴らしくても気持ちは透けて見えるものです。自分がどうしてこの仕事をしたいかを説明できるようになりましょう。

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2.給与や条件だけの判断はお勧めしません

履歴書のPR欄は自分をアピールするために使います。採用担当の方に「おっ!」と思わせたら、書類選考が通ること間違いなしです。

 

例えば、「理系ですが、自分なりに英語を理論づけて覚え、TOEICが450点から800点まで飛躍的に伸びました。この独自のメソッドを使い、英語の講師として学生さんたちの成績を伸ばすのに自信があります。」また、「野球部のマネージャーをしていましたので、選手たちのスケジュール管理や短時間で効率よく仕事をこなすことを学びました。この経験を活かし、秘書業を行うことができます。」など。

 

未経験者だけど、このお仕事おもしろそう、やりたい!と思えるものを見つけたなら、応募してみましょう。未経験者だから無理と最初からあきらめる必要はありません。それは「機会ロス」です。未経験だとしても、もしかしたら自分の持っている能力を生かせるものかもしれません。

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3.好きなこと、得意なことをリストアップ

あなたの好きなこと、得意なことは何ですか?得意なことはない、と思っていますか?あまり、もしくは全く努力をしなくてできることは「得意なこと」です。時間を作ってはしてしまうこと、簡単にできてしまうこと、上手にはできないけど、やっていて楽しくなることを考えてみましょう。

 

例えば、お菓子作りが好きで、2,3日置きにいろいろなお菓子を作る、クッキー、ロールケーキ、シフォンケーキ、シュークリームなど。家族や友達に作ってあげるととても喜ばれ、今では自己流で作ってみたりもする。最近の健康ブームに乗っかり、体に優しい食品に着目し、グルテンフリーやシュガーフリーなお菓子を作ってみる。米粉と黒糖とバターでクッキーを作る、とかカボチャやニンジンのゼリーを作るとか。

 

そうやって色々とアイディアが浮かび、どんどん行動を起こせること、これは好きなことです。お菓子の形がいまいちだとか、焼きすぎていつもうまくできないから得意ではない、という人も、「好きこそものの上手なれ」です。好きなことであれば、上達していきます。

 

また、お菓子作りといった趣味でなくても、例えば、知らない人にも物おじせず話しかけられ、友達になることができる、というのは得意なことになります。こういうものは形はありませんが、とても素晴らしい武器になります。自分は何が好きなのか、得意なのかをリストアップしてみましょう。

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4.今までの経験で誇れることをリストアップ

今まで生きてきた経験、体験を掘り下げてみましょう。その中で印象深かったこと、誇れることは何ですか?よくある例としては、スポーツ部でキャプテンだった、とかクラス長だった。周りをまとめるのは大変だったが、人のことを考え、一致団結したときの喜びを味わった、または、海の清掃などのボランティア活動をした、など。

 

けれども誇れるというのは自分自身が自信を持てたことであって、人に認めてもらうものばかりではありません。

 

例えば、大好きな作者の本を読破し、その感想をブログやフェイスブックに書き込んだり、周りの友達にどう素晴らしい本なのかを伝えた。そのおかげで、どう人に伝えれば、人に理解してもらえるのか、その気にさせられるのか、を常に考えることができるようになり、プレゼンをする際に役に立っている。また、お菓子作りの記録として、Cookpadに載せた。すると殿堂入りメニューに認定された、またはお菓子コンテストに参加してみた、など。

 

自分が今までやってきて良かったな、ということをリストアップしてみましょう。これら経験、体験の積み重ねから今の自分が作られています。

2017/07/12

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