1.リストアップした内容がどう仕事に有意になるか考える
一見、応募したい仕事内容と、自分の好きなこと、得意なことや誇れる経験、体験とつながらないと思うことも、いろいろな視点で見ると、思いがけず共通項を見出すことができます。
例えば、希望している仕事内容が、プロジェクトの企画とします。営業が売る商品・サービスを作り、その商品・サービスをどのように売るかを考え、企画する部署です。その内容は多岐にわたります。リサーチ、商品の企画・開発、販売促進、営業企画、広告、宣伝、広報、PR。
【例1】お菓子作りが好きな場合、リサーチ力、商品企画、商品開発、広告、宣伝、広報、PR力を使っています。リサーチ:どんなお菓子を家族や友達が好きか、最近の食の傾向などをチェック・商品企画:どのようなお菓子を作るか考える。商品開発:お菓子を作る。販売促進:友達や家族にあげる。広告、宣伝、広報、PR:Cookpadに載せる。
【例2】シリーズ本を読破した場合、リサーチ、広告、宣伝、広報、PR力を使っています。リサーチ:本の感想をどうしたら理解し共感してもらえるかを調べる。広告、宣伝、広報、PR:SNSに宣伝したり、周りにプレゼンしたりする。
自分が興味のある仕事内容をまずは理解し(この場合は「企画」という仕事)、そのどれが自分の得意なことや体験につなげられるかを考えてみましょう。
自分の行ったことに無駄はありませんので、一方向から見るのではなく、多方向から見ることで、つながりが見出せます。(例えばリサーチは自分のやっていることのどれに当てはまるか?など、仕事内容の一つ一つが、自分の好きなことを行っているどのパートに当たるのか、考える)