育児と仕事を両立できるアルバイトと取るべき資格

お仕事に即役立つというものではなくても、楽しみながら勉強していけば将来的にお仕事になる場合もあります。最近では好きなことをお仕事にする、という傾向もあり成功している人も見かけます。好きなことをお仕事にし楽しい人生を送れるのはとても良いことですよね。

例えば、スピリチュアルに興味のある人は占星術やカードリーディング、マヤ暦などの勉強をし資格を取り、占星術師やセラピスト、講師になる。またはヒーリングなら、リンパマッサージやテーピング、指圧などを勉強し資格を取り、弟子入りとか、サロンを開く。そして、健康的な食生活を意識しているなら、グルテンフリーやビーガンのお料理教室に習いに行ったり、オーガニックコーディネーターの資格を取得してみて、レストランなどのアドバイザーになるなど、様々な可能性が出てきます。また手先が器用な人であれば、グルーデコと言ってスワロフスキーを使ったアクセサリー作りやビーズアクセサリー作り、スマートフォンのデコなども楽しいでしょう。

センスが問われますが、自分にその素地があると思う人は講師の資格を取られた良いですね。クラスに実際に行かなくても通信教育で資格が取れるものもありますので、興味ある分野をリサーチしてみたらいいかもしれません。私の場合は、海外に住んだ後、帰国した際に日本の文化に改めて興味を持ち、自分でできる文化の維持として着付けを習いました。自分で着物を身に着けられるようになってうれしくなり、とうとう他人に着付けもできる技能士の資格も取りました。

今ではそれほど人に教えたり、着つける機会はあまりありませんが、時々お声をいただくことがあります。自分に向いているお仕事方法は人それぞれです。いろいろと考慮してみましょう。

前述の秘書の資格はお勧めです。一般の企業に入り秘書課でお仕事をし、それから在宅秘書になるというパターンでもいいのではないかと思います。また、簿記は経理部でのお仕事や会計士になる道が開けます。医療事務はどんどん病院や介護施設が増えている今ニーズがとても高いです。行政書士などの法的分野においてもやはりニーズは高いでしょうし、いずれ独立することも可能です。

その他言語、特に英語関係は履歴書にも書きやすいですし、お仕事の幅も広がります。例えば英語事務、貿易事務、海外営業、海外調達、通訳、翻訳、講師などがあります。英訳の資格もそれぞれあり、TOEICや英検などが一般的です。だいたいTOEIC700点以上、英検2級以上は必要です。

私の場合はTOEIC850点程度ですが、英語に関するお仕事に携わってきた過程でビジネスの交渉に役立つビジネス英語や、仕様書や取扱説明書の翻訳を行う工業英語を取得し、また人前で講師や通訳を経験したので企業でのプレゼン等もあまり緊張せずできるようになったという利点があります。今は英語だけではなく、中国語や韓国語などもニーズがありますし、日本語を教えるということで、教える側の日本語を勉強してみてはいかがでしょうか？

特に小さいお子さんがいて、ご両親や保育所に預けることが難しい場合、在宅の仕事に転向してもいいと思います。まずは在宅サイト、SOHO (Small Office Home Office)のサイトを検索し、登録しましょう。在宅と言っても、従来の内職だけでなく、職種の幅が広がっています。データ作成や翻訳などのスキルがベースのお仕事のほか、最近では秘書のお仕事も在宅でというニーズもあります。どんどん育児中のお母さんを支援する企業が出てきています。

秘書のお仕事内容は多岐に渡っていますが、秘書の資格があると優遇されるでしょう。ですがたとえ資格がなくてもサポートする気持ちと、事務作業やインターネットの経験がある人なら考慮されるようです。とりあえずはサイトに登録してみましょう。登録時に希望が記入できるので、しっかり入力しましょう。お勧めの求人やサポートメールが届きます。自分の希望にほぼ合ったお仕事があれば、応募してみましょう。

私の場合は、翻訳で登録し、トライアルを受け、お仕事を不定期ですが受けることもあります。納期まで自分のペース配分でお仕事ができることと、自分の好きなお仕事ですのでやりがいがあります。集中できる夜にまとめてやり、日中は自分の用事を済ませることができました。長期的にあるお仕事もあるのでチェックしてみましょう。

扶養内や短時間のお仕事は意外に多くあります。ハローワークに行かなくても、まずはインターネットで検索してみてはいかがでしょうか？「時短」『アルバイト」で様々なお仕事がヒットしてくるでしょう。興味がある、または自分の経験やスキルでできそうなお仕事をチェックしてみましょう。

また給与の面で言えば派遣会社に登録するの手もです。その時に自分の希望をしっかり伝えておくと、当てはまるものがあれば連絡がきます。どうしても譲れない条件があるのであれば、派遣の力を借りる方が効率が良いでしょう。また時給もだいたい1000円以上のお仕事も多いので、自分のスキルや資格、経験をアピールしましょう。

公的機関というのは、国、県、市などが営んでいる機関のことです。扶養内でのお仕事で、ファイリングなどの軽作業の募集をしているのでチェックしてみましょう。ただ、時期がだいたい年度末などと限られていることと、時給が最低賃金よりも少し上というくらいで低め設定の場合もあることなどを念頭に置いてください。

私は契約のお仕事が終了して、次のお仕事が始まる合間に、2日間という短期のアルバイトに行ったことがあります。ちょうど戸籍の整理期間だったので、古いファイルから1枚1枚スキャンをし、枚数を確認し、またファイルに戻すというファイリングのお仕事を行いました。週末の単発のお仕事だったため、普段会社員として働いて、やり方を心得ている人が多かったので、スムーズにお仕事が回りました。また同世代前後の人が多かったので、友達を作れ、楽しい経験でした。

単発ではなくても、3ヵ月間、半年間などの短期間のお仕事や、10時から15時までという短時間のお仕事もありますので、公共機関のウェブサイトや派遣会社の求人サイトなどでチェックしてみてください。