就活コラム

日経新聞を読んで就活に活かす-読むメリットとは?-

2017/08/25

Column

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1. 日経新聞とは?

ここまで読んで日経新聞を読む効能は分かっても、それでも少し敷居が高いなあという就活生もいるでしょう。しかし一部だけ買おう。図書館で読んでみよう。そのようにしても日経を読めるようになりません。筆者の経験上購読当初は、難しくて読む気が起こらず、何とか読めてくるのは1か月後位からです。つまり1か月ほどは、難しくて読めない状況を粘る必要があるということ。

 

人間自腹を切れば、損したくないという思いから頑張るものです。そうこうしているうちに、日経新聞を読んでいることによるメリットを享受でき、気持ちが高まるでしょう。

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2. なぜ就活生が日経新聞を読むべきなのか?

ここからは具体的な日経の読み方をざっくり紹介します。新聞は端から端まで読むのには長すぎます。そこで就活生は自身のニーズに合わせて、緩急をつけて記事を読む必要があります。

 

まず読むべきは一面です。一面は社が一番報じたいニュースを持ってきます。絶対に最初はここから読みましょう。もし家で他の新聞をとっている場合は比べてみてください。情報提供者が日経新聞だけに、情報をリークすることがあります。そういう時は明らかに他紙と扱う話題が異なります。必ずしも全文まで読む必要はありません。見出しとリード文を読んでみましょう。それから左端にある各種指数。日経平均株価と円・ドルだけでも毎日チェックすれば、経済の大きな流れが見えてきます。

 

次に企業総合や企業欄を見ましょう。様々な業種の企業の動きが見えてきます。「ニュース一言」は一言で、会社の現状や取り組みが、まとめられています。志望業界の会社が出てきたときはチェックしましょう。地元での就職を考えているのなら地方経済欄も、地方の企業のユニークな情報などが載っていて参考になります。

 

最後に、裏面にある「私の履歴書」。1か月間の連載で、著名人が半生を振り返り、会社経営者もよく登場します。志望業界の社長が出れば、企業研究にもなります。また、実際にESを書く際に、このコーナーのまとめ方が参考になります。

 

ただし気を付けてもらいたいのは、全ての情報を鵜呑みにしないこと。記事である以上、執筆者の思想が反映されますから、どうしても思想に偏りが出てきます。新聞で知れるのは基本的には概要で、深掘りがなされていません。ふーんと思うだけではなく、だからどうなのか。気になることがあれば、ネットを使ったり、自分で考えたりしましょう。

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3. 日経新聞の読み方

日経新聞という言葉、一度は耳にした方も多いのではないかと思います。正式名称は日本経済新聞。名前の通り、経済情報、企業活動にスポットを当てた新聞です。通勤時に電車内でサラリーマンが読む新聞は、ほとんど日経新聞です。一般的には少し難しい新聞だと認識されています。

 

私も日経を購読しているのですが、他の新聞を読んだときにすごく易しいなと感じました。ですが読んでいくとなれます。私も一度購読をやめたのですが、他の新聞では満足できず、再度購読しなおしました。

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4. 根気強く頑張ろう

それでは、なぜ就活生は日経新聞を読むべきなのでしょうか。

 

一つは経済に関する情報では、質量ともに、他のメディアを圧倒しているからです。通常の新聞であれば企業情報は1ページほどですが、日経新聞は海外の企業情報も合わせれば、5ページほどあります。つまりそれだけ多くの企業に触れることができるというわけです。それらの企業もたいてい採用活動を行っていますから、いたずらに合説に参加するより、はるかに楽に、気になる企業を探すことができるのです。

 

また、注目している企業が行ったM&Aや大学との連携、新製品の発売などが細かいものまで載っています。次に企業担当者と出会ったときに、この話題を出せば、「自社のことを良く知ってくれているな」と好感を持ってもらえること間違いありません。

 

二つ目は、多くのビジネスマンが読む新聞であるということ。当然あなたの志望する会社の人も読んでいることでしょう。彼らと話をする際に、日経の一面などが話題になることがあります。そこで話についていけないものなら、鼻で笑われます。

 

最後はなぜか日経を読んでいるというだけで、就活生は称賛されるということ。不純な動機かもしれませんが、まるで東大出身であるかのように、凄いと言われるので嫌な気持ちはしないはずです。

2017/08/24

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