就活コラム

会社訪問に早く着きすぎた時の有効な時間の使い方

2017/09/13

Column

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1. 企業に早く着きすぎるのは実はNG!

カフェで休みながら、ESのチェックをしたり、会社情報を調べたりすることは多くの方が実践していることでしょう。しかし、何も頼まず居座ることは出来ません。当然、コーヒーなどを頼みます。この1杯、1杯が馬鹿になりません。1杯300円とすると、20社の訪問で6000円。これは通常発生するはずのなかった費用ですから、かなりの痛手です。

そこでおススメなのが会社近くの公園に行くことです。たいていベンチが備え付けられていますから、座りながらゆっくりとESの確認等を行えます。周りに水場や木があれば、選考への緊張感が緩和され、落ち着けること間違いありません。絶対に面接で伝えたいことの確認や、面接のシミュレーションをしてもよいですし、心を落ち着けるのに集中してもよいでしょう。

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2. 面接の空き時間を潰せる、カフェ以外の意外な穴場スポット

基本的に開始30分以上前に、会社へ行くのは避けたほうが良いです。会社も業務時間中に、イベントを行いますので、まだ、会場の準備をしている途中だったり、休憩中であるかもしれないからです。社員に、常識のないやつだと思われる可能性があり、オススメできません。

ただし、GDの前であれば、20~30分程度前に到着しておいたほうがいいでしょう。GDが始まる前に、ある程度メンバーと会話をしておけば、自分が発言しやすいような空気をつくれます。

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3. 会社の周りを散歩することが企業研究、面接対策に?!

私は会社周りをよく散歩していました。会社周りを散策すると色々なことが見えてきます。まずはその企業が地元において愛されているのかどうかということ。会社が上手く事業を行っていく上で、周辺住民との友好な関係は重要です。様々なことで住民の不満がたまると、苦情対応で業務が妨げられ、最悪の場合には裁判のリスクも出てくるからです。

そこで実際に住民に話を聞いてみましょう。会社の場所を尋ねるだけでも、その企業が愛されていれば、好意的に答えてくれる可能性が高まりますし、逆に嫌な顔をされるか、全く認知されていないという事もあります。住民に聞くのがためらわれるなら、周りの道のり、雰囲気だけでも掴みましょう。暗い雰囲気だったり、通るのをためらうような道があれば、周りの住民に少し不安を感じます。偶然近道を見つけることが出来れば、今後選考に遅れそうになった時に活用できるかもしれません。また、面接中にその土地のイメージを聞かれることもあります。近所を10分ほど散策しておけば、大体のイメージを伝えることができます。

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4. 20分前には会場へ

最初に説明したように、会社に早く着きすぎるのは良くありません。しかし、5分前などのぎりぎりにやってくるのも同じように良くないです。

一つ目の理由は、大きなビルの中の会社であれば、中で上に上がるのに迷ってしまうことがあるから。途中の階で他のエレベーターに乗り換えたり、オフィス用のエレベーターが人目につかないような場所にあることは少なくありません。それに、エレベーターがすぐに降りてこないところもあります。
二つ目の理由は、他の就活生と話すためです。GDの場合に周りの就活生と事前に交流を図ることが有効なのは言うまでもありません。通常の面接においても、周りと話せれば他の人も緊張しているのだと、安心することができます。それに数ある企業の中から、同じ会社を選んだという事は価値観も似ている可能性が高く、話を聞くことで自らの就活に活かせるような情報を聞くことができます。

 

ここまで見てきたように、早く着きすぎた時間を活かせば、企業理解を深められたり、選考を有利にできたりと、得することがたくさんあります。無為無策に時間を潰すのではなく、目的を持って就活を有利に進めましょう。

2017/09/11

大学4年生の過ごし方-就職活動後の時間の使い方-