1.「成功する就活」は時代によって変化する
就活時にまず準備しなければいけないこと、それは「志望する会社のパンフレットやホームページから、商品やサービスをしっかり研究しておく」こと。「この商品やサービスを使って、将来こんなことをしたい、社会貢献をしたい」と、その企業で未来に活躍する姿を想像するアピールをするとウケがいいのは今も昔も同じです。
そこからさらに効果が高いのは、「いかにポジティブに物事をとらえるか」。平成29年に厚生労働省がホームページに公開した情報によると、大学卒の新卒の3年後の離職率は32%を超えています。つまり、新卒のうち3分の1は辞めてしまうというデータになっているのです。人事担当者にとっても、採用した人材が辞めてしまうというのは、採用時・新たな採用をかける際も広告費として10万単位の費用がかかるということ、人を見る目がないと評価されてしまうなど、とても困ったことなのです。そのため、できるだけ辞めないであろうと想像できる人材を探しています。
ですので、「壁に当たったときにどれだけそれを乗り越えていけそうか」という部分をとてもよく見るようになりました。特に、具体的にどんな壁に当たり、どのような考え方をして、アイディアを思いついて乗り越えたかを伝えると好印象になります。