就活コラム

芸大・美大卒が今就活で熱い!-ネガティブな思考は捨てよう!-

2017/10/16

Column

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1.今の時代は芸術系の学生に風が吹いています

私の知り合いの話です。その人は音大を卒業後、ある学校図書関連の会社で営業として働き始めました。正直、進路は思っていた通りではなかったかもしれません。しかし音大で学んだ知識を活かして、音楽関連の図書をしっかりと売り上げています。しかも本人も「音楽関連の図書の売り上げだけは、誰にも負けない!」という自負を持って仕事に臨んでおり、現在の進路の中で自分なりにやりがいを見出しています。

 

芸術系の学生の方にとってこの進路問題は、それ以外の学部の学生の方よりも大きなものかも知れません。もし卒業後の進路が学んでいたことと違っていても私の知り合いのように、自分が属する環境の中で自分にしかできない何かを見つけ出せば、きっとやりがいを発見することができるでしょう。

 

以上のように芸術系の学生の方や元芸術系の学生の方の感性は、今の時代に必要とされていることは間違いありません。またそのセンスもご自身で思っているよりも、かなり光っているものがあると思います。だから自分を信じて前向きに就職活動に励んでください!きっと道は開けるはずです。  

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2.芸術系学生の方は発想がスゴイ!

上記の通り、私の周りには公私共に元芸術系の学生が数多くいます。特に職場では、私のような芸術系の学校を卒業していない者の方がむしろ珍しいかもしれません。 私は職場の元芸術系の学生の人の中でお見事!と思っている人がいます。その人は、的確なイラストを素早く描けるのですが、例えばその人が電話の伝言メモを残すとき、メモを残す相手の似顔絵をササッと描いて伝言を残すのです。私には決して真似できないことですし、イラストを通して相手の気持ちを和ませることができるその人に対しては、ファンタスティック!の一言。まさに「芸は身を助ける」だと以前より感心していました。

 

 すると感心しているのはやはり私だけではなかったようで、その人はのちのち社内報で全社員の似顔絵のイラストを描いていました。 このように芸術系の方の身に付けた技術は、いつどこでどう活かされるのか分かりません。だから今芸術系の学生の皆さんも、例えば履歴書で自分の学んだ技術を発揮してみてはいかがでしょうか。

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3.私の周りの元芸術系の学生~職場編~

導入でも述べましたが、今の時代は「作れば売れる」といったような時代ではありません。「どの年代層に対して、どのようなものを作り、どのようにして売っていくのか」というしっかりとした戦略を立てていかないと売れない時代なのです。 そしてその戦略の重要な部分の一翼を担っているのが、デザインコンセプト。コンセプトに対し色・文字・ビジュアル・レイアウトなどをどのように機能させるのかを理論に基づいて考えることができるのは、芸術系の勉強をしている方だけといっても過言ではないでしょう。

 

つまり今の時代ほど芸術系の学生の方の感性や知識を必要としている時代はありません!芸術系の学生の皆さん、ぜひご自分に自信をもって前向きに就職活動に臨んでください。 

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4.私の周りの元芸術系の学生~私生活編~

芸術系の学生の方にとって避けて通れないのが、卒業制作。それに関して以前テレビやネットで話題になったのが、東北芸術工科大学の元男子学生の卒業制作。その作品は書き時計でしたが、木製のパーツを400個以上組み合わせて作ったからくり時計で、1分毎に時計に時間を書かせるものでした。

 

私はテレビでもネットでもその動画を見ましたが、初めて見た時は思わず「おお!」と声が出てしまったほどの衝撃でした。もちろん何度も動画を見た今でも、やはりすごいと目をみはってしまいます。作者の元男子学生が当時語っていた言葉で、私にとって非常に印象的だったのが、「人間がやったら単純なことでも、機械がやったら大変なことを機械にさせてみようと思ったのが、この制作のきっかけだった」という言葉。このような発想は私にはないので、改めてすごい!と思いました。

 

しかも実際にそのような作品を作っていますから、素晴らしいの一言です。この発想を現実にできるのは、芸術系の学生の方ならではだと思います。やはり芸術系の学生の方は素敵です!

2017/10/14

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