1.訪問介護
訪問介護は、介護を必要とする方の在宅へ行き、サービスを行います。サービスの基本的な業務内容は、身体介護、生活援助、相談などがあります。身体介護とは、食事、排泄、入浴等の援助、介助を行う事を指します。「自立」、「一部介助」、「全介助」のADL(日常生活動作)レベルによって、介助方法は異なります。利用者にあった介助方法を考えて行うとよいでしょう。
又、利用者の日常生活の支障となっているところをヘルパーが介助し、利用者の残存機能を生かしたケアを心がける事が大切です。生活援助とは食事、掃除、買い物等の日常生活を送る上で必要な活動の援助を行うことです。利用者の意思を尊重し、意思に沿ったサービスの提供を行い、利用者のQOL(生活の質)が少しでも向上する様心掛けましょう。相談とは、利用者の生活、介護、身の上等の幅広い内容の相談に対応し、必要に応じて助言することを言います。日ごろからコミュニケーションを積極的にとり、利用者が話しやすい雰囲気作りをするとよいでしょう。