就活コラム

介護職は辛いし大変・・・だけど良い事もある!

2017/10/20

Column

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1.介助時に身体を痛めやすい

介護職の中でも老人ホームでの仕事には、夜勤業務があります。老人ホームでの夜勤業務は雇用形態によって異なる場合が多く、正社員は、シフトに夜勤業務が入っている事が多いと思います。二交替、三交替制でシフトが組まれている事が多いです。夜から朝までの労働は、介護職に限らず、大変な仕事だと思います。大変な仕事である分、夜勤業務があると給料がよくなるのも事実です。私の個人的な意見としては、若いうちは夜勤業務を行うのは良いと思います。夜中の利用者の方の様子も見れ、勉強になる事もあると思います。

 

そして、ある程度の年齢になり身体の疲労感がより多くなってきたと感じてきた時は、夜勤業務を続けるか否かについて考えてみるのも良いと思います。健康面を考えて辞める選択をしたり、給料面を考えて続ける選択をしたりと自分自身にとってのメリット、デメリット等を考慮して、身体に無理のない範囲で色々なバランスを見て、決定していくと良いでしょう。

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2.夜勤業務がある

介護の仕事は体力を使う仕事です。介助時の身体の使い方で身体を痛めてしまう事もあります。利用者の身体をベッド上で変換したり、ベッドから車イスへの移乗など、介護職には利用者の身体を持ち上げる場面が沢山あります。介助は、性別や身体の大小に限らず、力任せに行ってはいけません。介助のやり方にはコツがあります。力任せに行うと腰や肩を痛めやすく、その後の仕事にも影響がでてきます。

 

私は身体が小さいのですが、介助時に無理な体勢で利用者の方の介助をしてしまい、腰を痛めた経験があります。その時は、私の体が痛いだけでなく、利用者の方にも負担がかかってしまったと感じました。コツをつかむと、介助はやりやすくなるので、慣れるまでは、先輩の介助の仕方を見たり、先輩に指導してもらう等しながら行いましょう。無理に介助を行うと利用者の方も不安になります。しっかりと声掛けをし、利用者の方を良くみて安全に行いましょう。

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3.仕事内容に変化があり、仕事にメリハリがある

介護職の仕事は、食事介助、排泄介助、入浴介助から清掃業務、シーツ交換、レクレーション、介護記録の記入など幅広く業務があります。一日の中で色々な業務があるので、仕事内容に変化があり、業務にメリハリがあります。色々な業務がある分仕事量も多いですが、一日が過ぎるのが早く感じます。ただ、仕事内容の向き不向きもありますし、仕事量が多いのが好きではない方もいると思いますので、この点は個人によって差があると思います。

 

介護記録の記入は、重要な業務の一つです。動く仕事が多い中で、介護記録の記入は他の業務とは違う種類の仕事であり、苦手意識を持つ方も多いです。介護記録は、次の勤務の人へその日の利用者の方の状態を伝えるものであり、事故等を防ぐ意味でも大切な業務になります。初めは慣れない記録の記入に時間はかかるとは思いますが、回数をこなせば慣れてくる業務なので長い目で見るとよいでしょう。

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4.介護職に向いている人とは

3の項目でも触れましたが、仕事には当然向き不向きがあります。 私から見た介護職に向いている人は、第一に社交的で人の話しを聞くのが得意な人が向いていると思います。利用者の方は、介護度に違いはあるものの皆さん介護を必要とする方々なので、気持ちが時に暗く、落ち込む事もあると思います。そんな時は、スタッフが明るく場を和ませて気分を変える事も必要になります。社交的な人がいるとそれだけで周りが明るくなると思います。又、聞き上手でいる事も大事な要素です。聞き上手だと、話す方も話しやすいですよね。そして、話す事でストレスが軽減される事があります。実際、現場でも社交的で聞き上手な人は、利用者の方とコミュニケーションをとるのが上手く、利用者の方も色々なお話しをされていました。

 

第二に動くのが好きな人、言い換えればじっとしているのが苦手な人は介護職に向いていると思います。介護職は仕事内容が幅広くある事はお話ししましたが、その中の大半は動く業務であり、座っての作業等は比較的少ないです。動くのが好きな人には、この面はプラスに感じられると思います。 最後に、介護職に関係なく言える事ですが、仕事に大切なのは、変化を楽しめる事だと思います。もちろん、なかなか楽しむのは難しい事だと思います。しかし、変化を恐れていてはいい仕事も出来なくなると思います。実際に楽しめるかは別として変化に恐れず、楽しむ位の気持ちを持っておくと良いでしょう。

2017/10/19

介護職の4つの仕事と大切なこと