就活コラム

大学入学時から始める計画的な就活

2017/10/22

Column

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1.アピールポイントにもなる給付型奨学金

貸与型の奨学金ではなく、給付型の奨学金の募集要項をおいている大学が多いことをご存じでしたか?日本では、生活に困窮する学生が貸与されるイメージもある奨学金ですが、給付型の奨学金は経済面ではなく、学力や能力、人柄で判断され給付されます。貸与ではなく給付タイプの奨学金は、返す必要がありません。また、第三者から評価された証しのひとつともいえ、就活の書類選考の際も良い印象を持たれやすくなります。

 

給付タイプの奨学金の選考基準は、成績だけでなく、人柄が大きく影響します。現在の夢や取り組んでいることなど、評価ポイントは様々ですので、チャレンジする価値があります。大学1年時の奨学金募集要項で選考基準が学力といわれる場合は、高校時の成績が参考とされることが多いですが、2年以降になると大学入学後の成績が重視されます。そのため、高校の成績に自信がない方でも大丈夫ですので、チャレンジするのがおすすめです。

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2学内で受けられる無料講座の受講

入学した学部の授業のシラバスだけ見ていませんか?大学では幅広いジャンルの無料講座があります。また、他学部の講義であっても受けられることが多いので、タイトルだけでも眺めてみましょう。他の学生たちがどんな勉強をしているのか見えてきます。その中で気になるものにはどんどん参加していきましょう。抗議を受けていて印象にのこったものは記録をとっておきましょう。知識が増えていくだけでなく、就活の際に、自分自身の意欲的な姿を語るエピソードのひとつともなります。また、無料講座や他学部の講義の場は、サークルなどとは違った友人関係を築いていくチャンスでもあります。

 

就活は一人進めるよりも、信頼できる友人と情報を交換しながら参考になるものをどんどん取り入れていくことが大切です。積極的に早い時期から学んでいく姿勢を見せている人が友人であれば頼もしい存在です。無料講座等で集う食事会などがある場合などは。学内では得られない情報収集の場ともなります。

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3.資格試験は早めに受けて対策を検討

完璧主義で準備が100%出来ていないと資格試験を受けられないという方は、どちらかというと損をしてしまいます。資格試験や語学検定は早めに一度受けておきましょう。確かに資格試験の受験料などはかかりますが、完璧な準備をしていたつもりでも1度で満足できる結果になることはあまりありません。

 

英語などは入学時のときが一番高く、どんどん英語力が下がってしまうと嘆く語学の先生もいるほどです。就活前に慌てて資格試験を受けるのではなく、受けられる試験は早めに受けておきましょう。1度目の試験の成績があまり良くなくても、慣れ次第で伸びることもよくある話です。時間配分、出題傾向などしっかり把握して就活が始まるまでに満足できる結果を出しておきましょう。自分だけの努力で資格を得られそうな場合はそのまま努力を維持し、スクールなどのフォローが必要な場合は早めに通い始めると自分自身も楽に資格をとることができます。

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4.まとめ~入学と同時に始められる就活対策~

自分の現在の力で得られる奨学金があれば、もらうチャレンジがおすすめです。成績優秀者に限るなど要項に記載されていても、給付型奨学金の存在をあまり知られていない地方公共団体のものもあります。また、卒業生が設けているその大学の特定の学部や学科しかもらえないものなどは応募者も少ない傾向にあり、もらえるチャンスは高くなります。何を学びたいのかがあやふやでどうしたらいいのかわからないときは、どんどん無料の講座に出ましょう。その中で卒業論文にしたいようなテーマに巡り会わなくても、行動自体が意欲的に学ぶエピソードとなります。

 

また、自分の能力の客観的な指標となる資格試験や語学の検定を受けておきましょう。自分が思っているよりも、向いているジャンルがわかってきます。語学が好きだと思っていたけれども、数字が関わる資格関連の方が結果が良いなど、向き不向きが就活前にわかることはとても重要です。自分が進む方向を考える際の指標となり、スムーズな就活へ結びついていきます。

2017/10/21

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