就活コラム

求人広告業界って忙しいの?その実態に迫ります!

2017/11/03

Column

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1.求人誌ってなんで無料で見ることができるの?

いかがだったでしょうか?求人広告業の実態をご紹介してきました。求人広告が無料で見れる理由や求人広告業の仕事内容や忙しさを実体験をもとにご紹介してきました。

 

求人業界は、売り手市場(求職者に有利)といわれる時代になり人材採用が難しくなっています。だからこそ、求人広告会社も求人誌をフリーペーパーにしたりコンテンツを充実させた求人サイト作りをし応募効果が上がるような媒体になるよう努力しています。更新頻度が高いことからこの業界で働く人は忙しかったり、採用にいたらない企業からのクレームでキツイと感じることもありますが、休日はきちんと確保できる業界でもあります。長期休暇を利用して海外旅行に行くなどプライベートも楽しむことができるので、多くの人が仕事とプライベートにメリハリをつけて活躍しているのが実態です。

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2.求人広告業ってどんな仕事?

私たちが仕事を探すとき、アルバイトから就職・転職まで用途に合わせた求人誌やサイトを見ることが多いかと思います。ほとんどが無料で見ることができ、お仕事探しが簡単にできますよね。しかし求人誌や求人サイトには募集要項だけではなく、会社PRや企業情報まで詳しく紹介されていたり、就職活動の手助けとなるコンテンツが充実しているのにどうして無料で観覧することができるのでしょうか。

 

近年は、経済成長から人材不足となり、売り手市場(応募者に有利)な状況です。そのため、少しでも多くの応募者を確保するためには、手軽に求人情報を見てもらえるよう媒体自体を無料で発行することで多くの読者の目に留まるようにしているのです。求人誌に掲載されている情報は、採用活動をしている企業が枠を購入し求人情報を掲載しています。

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3.求人広告業って忙しいのか実態は?

私たちが目にする求人広告の原稿は、枠内に募集要項のほかに会社のPRや働いている人のインタビューなど内容も充実していますよね。これは、求人広告業の制作担当者が掲載企業に取材をして原稿を作成しているからなのです。求人広告業は、枠を企業に買ってもらうための営業担当、掲載企業の原稿を作成する制作担当、入稿管理をする進行担当から成り立ちます。

 

営業担当は、人材採用をしている企業を見つけ商談を行い枠を買ってもらいます。また、掲載日の決定や原稿制作の打ち合わせ、制作担当への引継ぎなどの業務も行います。掲載後は、応募や面接ができたかなどフォローも必須です。

 

制作担当は、イラストレーターやPhotoshopを使って画像加工やイラストを作成するクリエイティブ系を担当する人と、インタビューや企業情報をもとに原稿のライティングをを行うライター担当がいます。代理店の規模によってはクリエイティブからライターまで一人でこなす場合もあります。

 

進行担当者は、営業と政策の間に立ち原稿の入稿までのスケジュール管理や入稿業務、校正業務を行います。

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4.まとめ

人材の採用は、なるべく早く採用したいという企業がほとんどです。また、計画的な人材採用もありますが、急な人手不足など採用までのスピードを求められることが多くあります。そのため、求人誌も紙面は1週間後との発行、求人サイトにいたっては毎日更新のサイトが多くなっています。その分、求人広告業に携わる人たちは、毎日締め切りがあり時間との戦いです。だから毎日があっという間に過ぎるほど忙しいことがほとんどというのが正直なところです。

 

また、年間でも採用の波があり学校の卒業、新年度に向けて転職を考えている人が行動する2月~3月は求人広告業界の繁忙期となります。とても忙しく大変そうと感じるかもしれませんが、締め切りの時間も決まっているので時間になれば一息つけますし、GW、お盆、年末年始は媒体は合併号となるので長期休暇もしっかりとれるのでメリハリをつけて仕事ができるので、だらだら忙しいということはありません。

 

それでは、忙しさ以外で仕事はきついのでしょうか。求人広告は、費用をかけた分だけ成果が確約されるサービスではないため、費用をかけても採用に至らないこともあります。そんな時は、企業からクレームを受けることもありますので精神的にキツイと感じることもあります。

2017/11/02

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