1.学生時代は好きなデザイン。デザイナー は売れるデザイン
学生時代、私はデザインが一番苦手で、普通のデザインしか書けず、先生方からは駄目だしばかりでした。まわりは独創的なデザインを書き、賞を受賞する同級生がたくさんいました。『マタニティーウェアに携われれば何の仕事でもかまわない!』という気持ちで志望した職場で、まさかのデザイナーで就職出来ました。
就職後、企画発表のたびに感じたことは、『独創的なデザイン』は市場では必要とされていない事でした。しかし、『独創的なデザイン』しか書けないからダメというわけではありません。『独創的なデザイン』がかける人は、降り幅が広いのです。『普通のデザイン』『独創的なデザイン』と書けるわけですから、企業は喜ぶでしょう。でも、『普通のデザイン』も強みなのです。大切なことは、企業全体で売れる商品をつくることです。一人で造るわけではないのです。それを忘れないでください。