1.エアライン業界の今を知る。
2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックへ向けて全日空、日本航空は、首都圏空港の機能を強化するため、羽田および成田空港で発着枠拡大を進めています。成田空港は平行離着陸できる2本の滑走路など空港機能の強化、夜間早朝の発着時間拡大、羽田空港においては5本目の滑走路を新設することが2020年に間に合わないので都心上空を通過する着陸ルートを認めて発着能力を上げていく予定があります。
このような空港の環境整備は、「観光立国推進基本計画」を閣議決定したことも関連しており今後、必要不可欠なものと言えます。本年度からは ~世界が訪れたくなる日本~ を目指し新たな目標として、「訪日外国人旅行消費額8兆円」「訪日外国人リピーター数2,400万人」「訪日外国人旅行者の地方部における延べ宿泊者数7,000万人泊」を設定しました。エアライン業界は今後さらに拡大していく事が確実な成長産業であり社会性の高い基幹産業と言えます。
エアライン業界を目指している方は、これまで自分が培ってきた事をどんな仕事でどのように貢献ができるのかを考えてみて、エントリーシート記載時や面接の際に、自分の「実現したい目標」として伝えられる準備をしておきましょう。