1、東京オリンピック開催に向けてエアライン業界全般の需要は増加する。
国土交通省は東京オリンピック開催に向けて2020年に向け、羽田空港の国際線の発着回数を最大で年間3万9,000回増やす計画があります。また、空港ターミナルのバリアフリー化や多言語の情報案内提供を推進する予定もあり増加し続ける訪日外国人を受け入れる体制の準備を整えています。羽田空港の国際線ターミナルができたことで、利便性の高い立地にある羽田の国際化が進んでいきました。
そして2014年には国際線ターミナルで増築が行われ、更には、第2ターミナルの一部を国際線と共用することになりました。 一方、成田空港は北米とアジアを結ぶ乗り継ぎ需要とLCCを担う空港を目指す方針を国土交通省が打ち出しています。東京オリンピックへ向けて、エアライン業界全般の需要は革新的に増加することが見込まれており、日本航空、全日空の両社とも国産ジェット旅客機MRJの調達をするなど追い風の時代がきています。