就活コラム

エアライン業界のエントリーシートの書き方、アプローチ方法

2017/11/13

Column

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1、エントリーシートの書き方について

エントリーシートを記載する際、事前準備を徹底しましょう。各エアラインによって、設問内容、文字数も異なります。そこで、あらかじめ「自己分析シート」を作成しておくと良いです。「自己分析シート」とは、自己PRやこれまで困難を感じた事、これまでに受けた最高のサービス、最悪なサービス、最近誰かに感謝した事、アルバイトでの成功体験、失敗体験など頻出質問を自分でまとめたシートです。このシートがあれば、各エアラインのエントリーシートに合わせて文章を長くしたり短くして調整することでスムーズにエントリーシートを仕上げる事ができます。

 

また、良くある設問の中に、「なぜ当社の一員になりたいのですか?」といった問いがありますが「旅行が好き。」「飛行機が好き。」だけでは説得力がないので、きちんと企業研究、職種研究をした上で同業他社の中でなぜその企業を志望するのかも自分の言葉で書ける準備をしておきましょう。

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2、総合職の募集キャッチの仕方・応募アプローチについて

総合職を目指すなら、エアラインの採用サイトからプレエントリーをする事が必要です。プレエントリーをすると説明会の案内などの情報が企業から届きます。情報を見逃さずに説明会へは早目に申し込みをしましょう。エントリーシート提出後、WEBで適性テストがあります。その後、2~4回の面接を経て内定に至ります。

 

全日空や日本航空だけでなくスターフライヤー、AIRDO,ソラシドエアー、フジドリームエアラインズなどの独立系エアラインの総合職募集もあり採用の間口は広がっています。エントリーシートの過去の設問の中に、「現時点でのあなたを自己評価するとしたら、あなたは何のNo.1だと思いますか?その理由も含めて教えてください。」「あなたらしさが伝わる写真を貼り、その写真を選んだ理由を説明してください。」「大学入学以降、一番自信を持って、これをやったと言えるものはなんですか?具体的に教えて下さい。」といった内容が含まれていますので付け焼刃ではどうにもなりません。予め、念入りに自己分析をしておきましょう。

 

私は大学で学生のエントリーシートを添削する業務にも就いていますが、「大学時代、授業に出る事とアルバイトしかやってこなかった。書く事がない。」と嘆いている学生もいます。そうならない為にも、ボランティア、留学、インターンシップ、クラブ活動など幅広い分野で自発的に活動をされることをお勧めします。

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3、パイロットの募集キャッチの仕方・応募アプローチについて

航空会社がゼロから訓練を行う自社養成パイロットは、社員として訓練を受ける事ができるので訓練費用の心配はいりません。自社養成のパイロット募集をしているのは全日空、日本航空、ANAウイングス、スカイマークなどです。パイロットは理系の仕事だと思われがちですが実際には文系出身のパイロットもいます。学部や学科が問われることはありませんが、管制官との通信は英語で行われるので最低でもTOEIC650点以上は必要です。応募はエアラインの採用サイトからプレエントリーをする事が必要なのでこまめにチェックをしておきましょう。

 

また、航空大学校へ進学する事でプロのパイロットになる道が開かれています。航空大学校への受験資格は短大または高専、専門学校か4年制大学の2年修了以上の学歴があれば受験ができます。2年間の在学中に宮崎や帯広のキャンパスで必要な資格を取得していき卒業時に、各エアラインの就職試験を受けるというルートになっています。面接では、「どうして当社のパイロットになりたいのですか?」といった質問をされますので応募するエアラインの企業研究は必須です。

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4、キャビンアテンダントの募集キャッチの仕方・応募アプローチについて

募集については各エアラインの採用サイトで発表されます。応募のアプローチですが、エントリーシートの選考から行われます。エントリーシートは各エアラインで独自の質問があります。例えば、「当社を動物に例えると何か?」「当社を花に例えると何か?」といった質問を毎年のようにされるエアラインもあります。「自分ならまだしも会社を動物や花に例えるなんて……」。と困惑し、黙り込んでしまうのはNGです。企業研究を基にその企業にふさわしい動物や花を答えられる準備をしておきましょう。

 

採用試験は多くのエアラインで1次面接は学生6人、面接官2人のグループディスカッション、2次は学生3人、面接官2人のグループ面接、3次は学生1人、面接官2人の個人面接があり、1次、2次、3次と進むにつれ半分ずつ通過人数を絞り込んでいきます。今後、エアライン業界はますます事業拡大し、世界的に客室乗務員の需要は増える傾向にあり募集も定期的に行うことが予想されています。「絶対に客室乗務員になる!」という強い気持ちとおもてなしの心をはぐくむ努力をする事で、誰にでもチャンスはやってきますので、興味を持っている方はぜひ挑戦をしていただきたいです。

2017/11/12

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