1. 人材業界は面接がやたらと多い
面接は1回で終わる企業もあれば、4回5回と回数を重ねる企業もあります。私(人材業界出身)の場合は4回と、平均的に多め。内訳としては1次面接がグループ面接、2次面接以降は個人面接で面接官の役職がどんどん上がっていく、という具合でした。面接とは少し異なりますが、リクルーター制度などもあり社員と接する機会はかなり多かったように思います。
「30秒で自己PRをしてみて」「志望動機は?」などと面接らしい質問もありましたが、ほとんどが世間話。「私は〇〇です」と自分のことをアピールするような空気ではなく、なかには面接官が半分以上話す面接も。面接の帰り道は「絶対に落ちた…」と毎回落ち込んだものでした。
ではなぜそのような面接らしくない面接を何回もおこなうのでしょうか。その理由は学生のパーソナルな部分を探るためだったのではないかと思います。人材業界と言えば、激務なことで有名です。長い時間を共にする仲間を選ぶのですから、より時間をかけて様々な角度から「この人と働けるか」を見極めているのです。
型破りな面接なようですが、攻略法はキチンとあります。今回は私が印象に残っている質問を2つご紹介しながら面接のコツについてお話しします。