就活コラム

エントリーシート、履歴書の書き方のコツ-営業職編-

2017/12/13

Column

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1、丁寧な字で書こう

ここまで読んでお気付きの方もいらっしゃると思いますが、今お伝えしてきたことは何も営業職だけに限ったことではありません。他の職種でも丁寧な字で書く必要はあるし、どんな仕事でもストレスはかかります。またどの様な職場でもチームワークは大切です。

 

つまり上記の3点はごく基本的なことなのです。しかしこの基本的なことが営業職にとって最も大切であると私は考えています。少し想像してみてください。仕事が丁寧で、厳しい状況でも挫けることなく取り組んで、更に仲間を大切にできる営業職って魅力的な人物だと思いませんか?でも私も含めてこの基本が案外難しいのです。丁寧に仕事はできてもストレスに弱かったり、ストレスに強くてもチームワークを大切に出来なかったりと、この3点がきちんとできる人はなかなかいません。

 

基本をおろそかにしない人間は魅力的かつ成長していける人物であると思います。営業職を志す方は、ぜひそのことを心に留めて、まずは履歴書、エントリーシートに取り組んでいただければと思います。

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2、ストレス耐性をアピールしよう

綺麗でなくても丁寧な字で書く!これは、よく言われることですので就職活動を行う学生さんは、誰もが一度は聞いたことがあると思います。非常に多くの履歴書、エントリーシートをチェックする人事担当者にとって雑に書かれた書類程ストレスになるものはありません。人事担当者がストレスに感じる=不合格です。なぜなら、たかが履歴書、エントリーシートと軽く考えてしまう学生は、営業職になったとしても、同じ様な思考でお客様を雑に扱ってしまい、本人が無意識のうちにお客様にストレスを与えてしまうからです。お客様にストレスを与えれば仕事を獲得できるはずはありません。そうなれば会社にとって大きな損害となってしまいます。損害を出す学生よりも、丁寧な仕事ができ利益を生み出す学生を採用したいのは当たり前です。

 

履歴書、エントリーシートは一字一字心を込めて丁寧に書きましょう。それは未来の自分の仕事ぶりを表現しているのです。もしどうしても自分の字に自信がないのであれば、書店で字の練習帳を購入して練習することをお勧めします。

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3、チームワークを大切に!

営業職は、直接お客様と関わるため、例えば提供した商品やサービスに問題があった場合クレームを受けるのは営業職です。私が営業職をしていた時も、内勤社員のミスでお客様にご迷惑をおかけしたことがありました。ミスをしたのは内勤社員ですが、お客様から直接お叱りを受けるのも、謝罪をするのも営業職である私です。なぜなら営業職とは所属する企業のいわば代表としてお客様と接しているのです。つまり社内の誰の失敗かに関わらず、代表である営業職が謝罪もしまたフォローもするのです。そのためプレッシャーやストレスは想像以上にかかります。実際私はそのストレスからお菓子を手放せなくなり8キロ以上太った経験があります。苦い経験です。

 

選考では、そのようなストレスに耐えられるかどうかを、多かれ少なかれ確認しています。その一つが圧迫面接です。圧迫面接でも学生をいじめているのではなく、ストレス耐性をみているのです。履歴書やエントリーシートでも、失敗をどう乗り切ったか、ネガティブな状況でも前向きに取り組むことができるかといった視点から、自分のエピソードを構成することを心掛けてください。それはきっと人事担当者の目に留まるものとなるでしょう。

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4、まとめ

基本的に1人でお客様の元にお伺いし売上を上げるために行動する営業職ですが、社内でのチームワークというのはとても大切だと私は考えています。事務などの内勤社員は、一見営業活動に何も貢献していないと思われがちですが、それは大きな間違いです。請求書などの発行、管理、お客様からの入金等の管理、社員の給与も経理担当者がいなければ支払われません。その他にも普段目に見えないところで内勤の社員は活躍しています。そういったことをしっかり認識し、お互いの仕事を尊重し合うことができる、つまりチームワークを大切にできればチーム全体でモチベーションが上がり自然と売上も伸びるでしょう。

 

しかし他の社員を尊重できず社内の雰囲気を悪くしてしまう営業職はなかなか成績も伸びず、またチーム全体のモチベーションまでも下げてしまう結果となるでしょう。

 

履歴書やエントリーシートではその点を踏まえ、チームワークを大切にできる人間であることをアピールしていきましょう。

2017/12/12

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