1.現在抱えている労働問題~賃金について
今は離婚率も高く、ひとり親の状況で子育てをしなくてはならなくなった方も多くいます。病気が原因で、今までの仕事ができなくなったが、労働環境を工夫すれば仕事をすることができる方もいます。医療の発展や年金への不安により65歳以上も働きたいと考える定年を迎えた方も爆発的に増えています。定年後の再雇用の上限年齢を上げるということも一つの手段ですが、そういった部分でこれから期待されるのが「テレワーク。わかりやすく言うと、副業・兼業といった柔軟な働き方」。
テレワークで副業、ということを多く担当している私から見ると、今の時代のありがたさを感じる発想です。私は離婚をしてひとり親で2人の子供を育てており、さらに重症化すれば特定疾患に認定される消化器系の持病を持っています。しかし、周囲に負担をかける度合ができるだけ少ない状態で勤務することが可能になっている状況です。頑張れば自分で道を切り開けることを証明したい、同じように苦しい思いをした方の希望となりたいーそんな思いを叶えてくれる道を選んだ私の大きな力、それがテレワークでの業務なのかなと、今は私は思っています。
問題も多く、まだ私もすべてに満足しているわけではありませんが、時代の波に乗りながら、自分のおかれた労働環境がピンチに陥ったときに、それを打開する可能性がある状況を、政治の力でつくり出してくださっているのだという希望的観測を持ちたいと思います。