就活コラム

外資系企業へ就職したい人が知っておくべきこと

2017/12/30

Column

01

1.外資系企業で働きたい理由を考えること

「外資系企業へ就職したい!」と思っている人。その理由はなんでしょうか?「インターナショナルな感じで、聞こえ(カッコ)が良い。」「個性、多様性を受け入れてもらえる。」「自由に自己主張できる。」とか、または西洋人はあまり働かないイメージがあるので、「業務時間にそこそこ働けば定時帰宅で帰宅できる。」なんて良いことばかり考えていませんか?確かに欧米人はプライベートを大切にしますが、意外にも、そのためには勤勉な日本人より何倍も働きます。

 

企業にもよるでしょうが、外資系で働くことは、日本よりシバリがキツかったり、今の自分を大きく変える必要があるかもしれません。「=自由」なんてことは全くありませんよ。特にアメリカ系の企業であれば、所謂“できる人”は昼夜、休日問わず働きますし、あまり働かない?欧州系の人達でも働く時はしっかり働きます。なんとなく、外資系で働きたいと思っている人は、今一度、本当に自分が外資系の会社で働き、生き残っていけるのかをまず考えてみましょう。

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2.欧米人の働き方

最初にお伝えしておきますが、あくまでも私の経験なので、どの国の、どの企業で働くかにより大きな違いがあることをご理解頂きたいと思います。あくまでも私の経験であり、考えですが、例えばイギリス人。仕事はソコソコ、プライベートが一番大切で、定時に退社し、帰りにパブに寄ってから帰宅。ローカル企業で働く多くの人がそんな感じですが、それなりに規模のある会社で働く人達は、意外にも早朝に出勤し、日中はしっかり働きます。

 

その理由の多くは自分の仕事にプライドを持ち、かつ、少しでも自身の生活レベルをアップさせたい、という目的を持っているからです。同じヨーロッパ人でも、週の半分は遅刻、定時5分前には帰る準備万端!「私は最低限のことしかしません。」という人達が大多数を占める国もあります。また、アメリカ人の場合は、仕事人間が多くて、深夜までの残業なんて普通で、飲みに行っても仕事の話が中心で、「どれだけ仕事好きやねん?!」と思うほどでした。

 

昨今の日本の企業で取り入れられている人事評価もアメリカでは、日本の何年も前から取り入れていましたので、企業による人事評価の意識は日本よりはるかに先走っていますし、それだけシビアです。ですので、評価を得たい人はそれだけ働くのです。

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3.外資系企業で働くために大切なこと

少し極端かもしれませんが、海外で働くには“結果が第一”です。それが外資系企業の典型ではないかと思います。要は実力社会です。もう一つ大切なことは、外資系企業ではたくさんの国の人がいて、それぞれいろんな意見を持ち、たまに私達が理解できないような突拍子もないことを言う人もいます。様々な国の人達が一緒に働いているわけですから、いろんな考え方や価値観を持った人たちが集まります。色んな国民性や価値観があり、理解できないことがあってもそれらを聞き、受け入れる姿勢が必要で、それができなければ外資系企業で到底働くことはできません。

 

日本のように「○○とは~であるべきだ。」は全く通用しないのです。ただ、この「受け入れる」というのは決して、全てを聞き入れ、その通りにするのではなく、「respect(尊重)」することです。respectするものの、自分の意見がある場合には、例え相手が上司であろうと、きちんと自分の意見も伝えることができなければ、外資企業で生き残っていくことは難しいでしょう。その上でもう一つ大切なことは、表現力です。自分の思いをいかに正しく伝えることができるか。日本人のよく言う「どっちでも良い。」はダメです。上手く自分の思いを伝えることができなければなりませんし、例え流暢な英語でなくても、最低限自分の思いを伝えることができるだけの英語力があれば、後はなんとかなるでしょう。

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4.向き/不向き(自分を知ること)

自分の言いたい事だけを伝えて終わりではありません。「文句は言うけれども面倒なことはやりたくない。」それでは単なる“文句言い”で、そんな人の意見は誰も聞いてはくれませんし、評価もされません。自分の意見を述べた以上は、責任を持って実行するのです。日本の企業ではなかなかその機会は与えてもらえないでしょうが、外資系企業ではその機会(=チャンス)はいくらでもあり、そのチャンスを取りに行くのも、活かすのも全て自分次第です。時には休む間もなく働かなければならずしんどいでしょう。

 

競争が激しい外資系企業で働くことは、身体的、メンタル的、両方でハードだとは思います。だけれども、全て自己責任。言った以上はやる。やる以上はトコトンやり、結果を出す。そして結果を出したらきちんと評価される。それが外資系企業で働くメリットではないでしょうか。

 

例え外資系企業へ就職できたとしても、負けず嫌いとか、相当の根性がなければステップアップは難しいでしょう。なんとなく外資系企業で働きたいと思っている人は、本当に自分にそれだけがんばれるか、冷静に考えてみましょう。そして、自信が持てなければ、早々に諦めて日本の企業へ転職先を切り替えることです。外資系にこだわらなくても、たくさん良い日本の企業もあるのですから。

2017/12/29

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