1.最終回答は焦らないこと
そもそも面接では最後に質問を問われることがあっても、意思確認をされることはあまりなく、一般的には「数日内に連絡します。」と言われ、その日は終了するでしょう。でも、もし自分の期待通り、もしくはそれ以上に良い条件を提示され、その上で意思確認をされたら、ほとんどの人がつい、「ありがとうございます。是非宜しくお願いします。」と答えてしまうのではないでしょうか。特にすぐにでも就職したい人はそうなって当然ですし、私もそうでした。
企業側に対して、「ちょっと考えさせて下さい。」と正直に言える人はなかなかいないでしょう。何度も面接に落ちたり、ある程度の年齢であったり、何度も転職を繰り返していたり・・・自分自身に悪条件が重なれば重なるほど、つい飛びついてしまうでしょう。でも、そこは冷静になって、もし少しでも“ひっかかる”部分があれば、必ずそれを企業側に(納得するまで)質問しましょう。
誰しもつい「こんなことを聞いたら落とされるかな。」と思い勇気が出ませんが、不安や疑問を残したまま就職を決めることは絶対にNG、良い結果をもたらしません。表面上の条件だけで決めることはせず、業務内容、会社の価値観や方向性を冷静に考えた上で回答しなければ後悔することにもなりかねません。