1.プラットインの社長はどんな人?
ーーさっそくですが、スタートアップ企業であるプラットインさんの「社会に、世の中に、世界中に、なくてはならない、プラットフォームやインフラを創る」という理念に強い意志を感じます。高田社長をそこまで突き動かすものとは何でしょうか?
挫折と後悔ですね。これが僕の原動力であると思います。
ーーなるほど。具体的にどのような挫折や後悔などの経験をして、社長になられたのですか?
高校、大学と受験しては落ちてばかり、仕事をしても失敗ばかりでした。また、大学時代から営業をしていましたが、挫折からのスタートでした。そして、親孝行もできず、実家の商売でも思うようにいかないことばかり。そのようなことの繰り返しですね。
ーー大学時代から、営業の仕事をしてたのですね。どのようなものだったのですか?
まず大学の学費を全部自分で払っていたので、稼ぐために1年で大学を休学をしました。そこからリクナビNEXTから会社探しをして、営業社員として働きました。最初はOA機器などを販売する 営業でしたが商品をすすめれずに売れない、ダメ営業マンでした。その後も広告の営業や不動産など色々と経験しました。そして、大学に復学後は、人材系のベンチャー企業にアルバイトで入りました。最初は事務員から入り、アポインターとなり、成績がよかったので、特別に営業にまわらせていただけるようになっていました。その後、一人で数千万円の粗利を残したりしていたので、大学2回生の終わりには正社員になり、その後、大阪,関西の支社の役職者までなりました。その後、母親が余命宣告され数カ月後に亡くなることと、リーマンショック直後で実家の運送業が苦しくなっていたので、大学卒業前に人材系の会社は退職して、介護や事業の立て直しをしたりしていました。そして、様々な苦しみや後悔を味わいながら、今にいたります。様々な経験から、一度きりの人生、後悔のないように生きようと思い、今はベンチャー企業の社長をしています。
--ベンチャーの社長というと成功ばかり収めている人なのかと先入観が入ってしまいがちですが、挫折や失敗あっての今だったんですね。