1.就活がやりたくないのは自分だけじゃないと考える
辛くてやめたいのに、なぜ就活はしなければならないのでしょう。当然ながら、これからの人生をよりよく過ごすため、やりがいのある仕事を見つけるためです。あるいは、きちんとした生活をするためにお金を稼げる企業に就職したい、という目的もあるでしょう。
そう、就活とは自分の将来のための活動なのです。しかし就活をしていた頃、私はなんで就活をしているのか時々わからなくなりました。目の前の面接や試験を乗り越えることに夢中になりすぎて、その先にある社会人として会社に入って働いてお給料をもらう、という本来の目的が色あせてしまっていました。内定がほしい、そう思って頑張っていましたが、そもそもそれが間違っていることに私は気づきました。目的は「内定」ではなく、「会社に就職して働くこと」です。内定がゴールではないのです。
働いている自分の姿を想像するのはなかなか難しかったですが、初月給をもらったら足りなかった食器をそろえようと具体的に思い描くことで就活を頑張ろうと思えました。単純な動機付けではありますが、なぜ就活するのかを今一度振り返ることも、心の切り替えに繋がると思います。