就活コラム

企業分析は大変? 実は簡単な方法があるんです!

2018/02/23

Column

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1.必見!企業の自社サイト

企業の自社サイトは、企業が世界中に発信している企業の宣伝です。つまり、企業の情報が詰め込まれており、企業が伝えたい情報のオンパレードです。自社サイトを隅々まで見れば、その企業が伝えたい情報の殆どが得られるといっても過言ではありません。しかし、なんとなく自社サイトを閲覧するだけでは企業分析はできません。自社サイトの中でも、特によく見るべきページは以下の5点です。

 

・会社情報(概要、経営方針、沿革、事業所等)
・事業内容(事業の紹介や製品、提供サービスの紹介等)
・採用情報(採用に関するページではなく、特設の採用サイトを設けている企業もある)
・ニュースリリース(企業活動の広報のために発表している公の資料)
・IR情報(株主・投資家向けの経営状況や業績・債務情報)

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2.見るポイントは数字だけじゃない

企業分析は自分の希望と企業のすり合わせの他、履歴書や面接でのアピールの資料としても重要です。また、そのアピールの資料として必ず知っておきたいのは「企業の強み」です。企業の強みとは、その企業が注力して差別化をしている点であり、業績を上げる軸となっているものです。例えば、老舗うなぎ店の代々続く秘伝のタレのような、売り上げを上げるために欠かせない物や事業、商品等のことです。

 

強みを理解していることで、その企業に合わせたアピールが可能になり、採用担当者により強い印象を与えることができます。企業の強みは自社サイトの経営理念や社長及び経営陣のメッセージ、沿革、IR情報等から読み取れる他、会社説明会への参加等で採用担当者からの説明や質問によって知ることができます。

 

これまでの4つのポイントでわかるように、実は自社サイトをしっかりと閲覧して情報を得てから会社説明会に行くだけで、十分な企業分析ができるんです!

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3.百聞は一見に如かず 会社説明会に参加しよう

上記ポイント2で挙げた企業風土を知るには会社説明会に参加することが一番の近道です。企業分析をしてから会社説明会に参加する人もいますが、会社説明会の前に応募する企業をふるいにかけるのは勿体ないと思います。

 

採用担当者の説明は合同説明会でも聞くことはできますが、会社説明会で社屋に入って実際に自分の目で現役社員を見たり、企業の雰囲気を感じたりすることによって、その企業で自分が働くイメージをしやすくなります。

 

企業によって会社説明会の形式は様々です。よって企業によって違いますが、採用担当者が説明する他に下記のような、会社説明会ならではの情報が得られたり体験ができたりします。

 

・社長や経営陣による会社紹介
・社員による日常の会社風景の紹介や事業説明
・若手社員による話
・社員を交えての座談会
・グループワーク等による業務体験
・会社見学

上記が全てではないですが、会社説明会は企業が主催しているため、内容が濃く情報量も多いので企業分析がしやすくなります。

 

また、自分の目で確かめることが入社後のミスマッチを回避することにも繋がります。尚、企業によっては応募するには会社説明会への参加が必須の場合があったり、会社説明会の内容(グループワークや質疑応答、アンケート等)が実は採用選考の一環だったりすることもあるので、できるだけ早いうちから会社説明会の日程を調べて積極的に参加し、企業分析とアピールを行った方が良いでしょう。

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4.これが重要!「企業の強み」

企業分析をする際に、どうしても数字にばかり目が行ってしまう人もいると思いますが、重要な情報は数字だけではありません。企業文化や企業風土、企業の沿革も企業分析には重要な情報です。

 

尚、企業文化と企業風土は混合しがちですが、似て非なるものです。企業文化とは、企業が業績を上げ続けるための企業の価値観、そのためのルールのことです。企業風土とは、人間関係をベースとした企業の環境、社風のことです。

 

特に企業文化は企業を知る上で重要です。上記のポイント1で挙げた、会社情報や採用情報の中にある、経営理念や社長及び経営陣のメッセージから、その企業の戦略やどのような企業でありたいかを読み取ることができます。

 

企業風土は採用情報に社員のブログや現役社員のコメントや、社内イベント等の紹介ページからも読み取ることができます。企業沿革は会社情報の中にあることが多く、企業の歴史や戦略を読み取ることができます。

2018/02/22

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