就活コラム

美容業界のエントリーシートの書き方

2018/02/25

Column

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1.激戦の化粧品業界は説得力のある志望動機!

美容業界というときに「化粧品業界主体」か「美容室主体」かによって、エントリーシートは全く異なるので早い段階で確認しましょう。

 

また、美容業界には、異業種からの新規参入が増えています。既存の美容業界で働きたいということに限定せず、新規参入してきた企業も、美容業界の一端を担うようになっていますので検討してみることがおすすめです。富士フィルムやサントリーなど美容業界へ乗り出し、結果を残している企業を確認して魅力的な会社があれば説明会に出てみましょう。

 

エントリーシートは志望動機が重要です。どの企業にもあてはまる漠然としたものは採用者の心を動かしません。例えば「通勤が便利」というだけで志望理由とすることは避けましょう。なぜなら、多くの会社にあてはまり、「御社」を志望した理由とするにはならないからです。エントリーシートの志望動機だけでなく、「なぜ選んだのか」ということは面接でも聞かれる内容です。簡潔に漏れがないように説得料のある理由をまとめておきましょう。

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2.志望動機は業種だけでなく職種にも必要!

自分自身が希望するのは、美容室を主体とする美容業界に中でどちらのタイプになるか考えてみましょう。「ブランドサロン」でしょうか?「メンテナンスタイプのサロン」でしょうか?

 

美容室業界も急激な成長期が一段落し、安定した時代になりました。今後、この2タイプのサロンが生き残ると考えられています。自分自身が希望するサロンはそのどちらに属しているのかを調べ、そこからエントリーシートをすすめてみましょう。

 

このときの進め方ですが、まず、自分自身が描く将来なりたい美容師の姿を思い浮かべましょう。それと希望するサロンのコンセプトが一致していなければ、雇用する側とされる側の双方にとってエントリー自体が残念なものとなってしまいます。なりたい美容師の姿になれるサロンを選ぶとエントリーシートも自然と書きやすくなります。

 

志望動機は、具体的なことを含めて書いていきましょう。「御社」のサロンの○○技術がとても素晴らしいと感じ、それを学びながら働きたいと考えているといった志望動機であれば、そのサロンにしかあてはまらない理由で説得力ある志望動機となります。このようにそのサロンを実際に見たり訪れたりして知った具体的な内容を盛り込むことで熱意の伝わる志望動機となります。

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3.美容室業界ではより具体的な志望動機!

常に女性から人気のある化粧品業界を主体とする美容業界は、毎年激戦となる傾向が高く、しっかりとした就活準備をしておく必要があります。

 

エントリーシートですが、重要なポイントのひとつが「志望動機」です。「好きだから」という理由と熱意だけではなかなか選考を通過しません。読んだ人にとってわかりやすく説得力のある志望動機が必要です。化粧品業界を志望するようになった理由、好きになった理由が、誰にでも必ずあるはずです。志望するようになった理由を思い出して、頭の中でまとめておく事が大切です。

 

例えば、「自分自身が化粧品によって得られた良い体験」を具体的に書くということはひとつの方法です。自分自身にあった化粧品を使うことで自分の肌に自信が持てた方は、そこから得られたものを箇条書きにしてみましょう。それを第三者に読んでもらって説得力のあるものを選ぶ方法もいいですね。また、メイク用品に力をいれている会社を受ける場合には「メイクのパワーによって得られたエピソード」も大切です。

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4.まとめ

化粧品業界を主体とする美容業界の多くは、技術系と事務系の採用に分かれていますので、どちらの職種を希望するのか決めておくことが大切です。仕事内容が大きく異なるので、入社後に「思っていたような業務ではなかった」という事態を避けるためにも、しっかりと職種についてリサーチし慎重に検討することが重要です。

 

技術系か事務系かによってエントリーシートが異なる会社も多いので、それにあわせて記入をすすめましょう。化粧品業界を志望する理由をしっかり記述したら、次に、職種に応じた志望動機を記入します。そして、「御社でできること・したいこと」をしっかり考えましょう。

 

また、自分が美容業界を希望しその職種に就いたときに「御社」で「何ができるか」、「どういった役割を果たしていけるのか」といったことまで頭の中でまとめておく必要があります。同じ美容業界のなかでも「御社」で働きたいという理由も記載することでアピールできます。

2018/02/24

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