就活コラム

医療業界の筆記試験とは

2018/02/26

Column

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1.マークシート形式の場合

説明会や1次試験の際にマークシート形式で行われる筆記試験は、それほど難易度の高いものではありません。ただ、短時間で行われることが多いのでスピーディーに正確に答えていく必要があります。読み間違いなどのミスをすると、簡単な問題が多いので平均点が高いため結果に響いてしまいます。出題傾向はSPIに準じたものが出ることが多く、国語や数学、なかには英語が含まれることもあります。

 

マークシートでは、学力だけでなく「性格」に関しても問われますので、その対策も行っておく必要があります。性格に関してもデータ化され判断されるといわれており、その企業に対する適正能力以外に、多くの企業で「向上心」や「行動力」を重要視します。

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2.SPI実施企業の目的

医療業界の中でも大手の中でSPI試験の目的は、多すぎる応募者の中から人数を絞り込むということがあります。基礎能力試験の成績がよくないと、今まであまり勉強に関して努力してきた人ではないと判断して順番に落としていく手段として用いられるということです。学校の勉強と仕事ができる人はイコールではないということはあるのですが、採用予定人数に対して応募者が毎年殺到する企業では、機械的な形で効率よく振り分けるときに学力という一つの基準を使います。

 

また、性格の傾向や仕事の適性を見る目的で実施されます。うつ傾向がないかどうかなど、企業側が採用した後の業務に支障がないのかどうかを判断します。ストレスを溜めやすい傾向があるかどうか知りたい、社交的なのかどうか知りたいという採用側のニーズに沿って性格傾向がわかるように作成されています。この学力面や性格面のテスト結果からその企業でどの職種に向いているのかという傾向もわかります。問題傾向が強い人やその会社の志望職種に合っていない人は、この段階で不採用の決定がされる傾向が高くなっています。

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3.筆記試験の準備はいつから?

テストセンターやSPIなどの頻出筆記試験は、就活が忙しくなる前に確認しましょう。まず、一通り挑戦してみて、自分が筆記試験に対してどれだけ対応出来るかを把握しておく必要があります。このときに全く出来ないけれど医療業界を諦めたくない人は毎日の勉強と受ける企業の選定にも時間を割くことをおすすめします。企業が公開している情報で学力重視の企業ということがわかる場合があります。筆記の結果に自信が持てない人は、そういった企業だけを第一志望にするのではなく第二、第三でもよいので人間力で採用してもらえる企業も検討しましょう。

 

また、理系の学生は日頃から筆記で数字を扱う問題も多いので数学のジャンルはしっかり対応できるはずです。ただ、医療業界を志望する学生はその傾向が高いので満点をとれる準備をする学生もいることを念頭においておく必要があります。日頃から塾講師や家庭教師などをしていて、学習時間が長く教材や設問の様々な形式に触れている学生であれば筆記試験の優先順位をある程度下げて、他の就活対策に時間を割ける人もいるはずです。せっかく筆記でよい結果が出せそうなら次の準備をどんどん進めていきましょう。

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4.まとめ

医療業界は、筆記の出来が高く評価される業界のひとつと言われていますのでなるべく早い段階からの準備が必要です。毎年人気の製薬会社のMRは男女問わず激務といわれることもありますが、そういったニュースが流れたとしても学生からの人気は高い傾向にあります。その理由として、やりがいだけでなく、景気にあまり左右されない医療業界の給与・福利厚生の良さが挙げられます。

 

また、医療業界の中でも、治験関連や臨床開発などの専門分野は、病で苦しんでいる人たちのために新薬を開発するという同じ目標に向かって協力しあえる点や、医療に関わっているため、ホスピタリティーの高い人が多く採用されるので職場の雰囲気が他業種よりもよいといった口コミで人気があり毎年一定以上の人気があるります。

 

人間力を重視するため学力は問いませんという企業が増えていますが、どちらも備わっている学生が採用されやすいことはいうまでもありません。医療業界は職種に関係なく筆記試験は行われることが多いので、志望する場合は早めに準備しておかなければ間に合わなくなってしまいます。出来る準備はなるべく早くすすめておきましょう!

2018/02/25

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