1.出版内容の違いで質問が異なります
一般的な質問も、時事も、専門的な質問も、全ては「うちの会社で切磋琢磨しながら一緒に働いていける仲間になれるかどうか」を見極めるため。面接官は面接のプロですから、そのあたりをしっかりと吟味している筈です。そのため突拍子もない質問をしてくるのです。不意に想定外の質問をされると慌ててしまうのは当然のこと。
たいていの場合、突然想定外の事態が発生すると、その人の本性が出てきやすくなるのは事実です。またそこからどうやって平常心に立て直しを図るのか、その気持ちの持ち直しへの過程を面接官は見ている訳です。なのでもしご自身で受け答えに失敗したと思っても、面接官は「お!この受け答えは…」と感心している場合があります。また逆も然り。さっきの受け答えは良かったと自分では思っていても、面接官は「この答えは質問の主旨にあっていない」と感じている場合もある訳です。
本当に面接の前のときほど“自分”と向き合うことはないと思います。面接は自分を見つめ直すいいきっかけです。まずは面接の質問に対する答えを考えながら、今までの自分の人生を見直してください。たぶんそれが、内定を獲得する一番の近道になることでしょう。