就活コラム

集団面接の通過率をあげるためのコツ

2018/03/10

Column

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1、集団面接は大量に落とされる可能性アリと心得よう

集団面接とは、とても厳しい就活の関門ではありますが、要は面接官に「この学生と一緒に働きたい!」と思わせることができればいいのです。あなたはどのような人と一緒に働きたいですか?その理想の人に近づける振る舞いを心掛けてみてください。

 

その理想の振る舞いが完璧にできても、それでも採用されない場合もあるかと思います。振る舞いや言葉が不適切な場合は論外ですが、そうではなくて、きちんとした対応もしたのであれば、それは自分とその企業が求める人材がマッチしていなかったという事です。例えばガンガン行動する積極的な行動派の人材を求めている企業に、大人しく静かにコツコツ仕事を進めるタイプの学生が応募するような場合です。この場合は、採用されることはないでしょう。しかしこれはその学生の人格や態度悪かったのではなく単なるミスマッチです。

 

自分の特性をしっかり見極めて企業や職種を選ぶことが大切です。その上で他の学生よりもきちんとした印象を残すことが出来れば集団面接の通過率は格段に上がるでしょう。

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2、周りの学生との相対評価

集団面接で最も注意して頂きたいのは「第一印象」です。よく言われることですがこの第一印象が面接の合否を左右していると言っても過言ではありません。よっぽどおかしな返答をしなければ、話の内容が面接の合否に響くことはないと言う人までいる程です。

 

では具体的にどうやって第一印象を良くすればいいでしょうか。まずはきちんとした身だしなみで面接に臨みましょう。次に表情です。面接官の話を程よい笑顔と真剣さをもって聞きましょう。また他の学生が話しているときも気を抜いてはいけません。その学生の話をしっかり聞いて、頷いたり、表情変えたりしましょう。他の学生話している時に油断している学生はまず間違いなく採用されません。さらに、自分が質問されている時に、時間を大幅に取ってしまう学生も、「他の人のことを考えられない学生」ということで、印象が悪くなってしまいます。1分から長くても2分までにまとめて話しましょう。

 

良い第一印象を面接官に伝えるには、ぶっつけ本番では難しいです。友だち同士や、大学のキャリアセンターなどにお願いして必ず練習しておきましょう。

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3、第一印象を大切に

多くの企業でありがちなのが、たくさんの学生を一気に絞るために集団面接を実施するというケースです。例えば何百人という学生を一人ひとり人事担当者が面接していると、とてもじゃないけれど時間が足りません。そこで、集団面接を実施するという場合です。ある企業では、400人程集まった学生を書類選考と筆記で100人まで絞り、その後集団面接で半分以下にまで絞るということを行なっていました。そこを通過した学生のみ個別面接へと進んでいくシステムです。

 

ご存知の方も多いかと思いますが、集団面接は個別面接に比べて個人に割り当てられる時間がとても少ないので、その短い時間の中で面接官に対して好印象を残さなければなりません。

 

集団面接は選考の早い段階で実施されるため、気を抜いてしまう学生さんや準備不足感が否めない学生さんもいらっしゃいます。しかし最も落とされる人数が多い場面であると心得てしっかり準備を行い全力で集団面接に臨みましょう。

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4、まとめ

概ね5人前後、多いところはそれ以上の人数で面接を受けるので、当たり前といえば当たり前ですが、評価は相対評価であることが一般的かと思います。単純にいうと「この集団の中で、次の選考に進めたいのはどの学生か」ということです。数人が一緒に面接を受けるので、学生間の差がとても顕著に現れます。入室の仕方、挨拶、振る舞い、声の大きさ、喋り方、表情などなど、全ての項目が他の学生と比べられています。比較される中で、より印象の良い学生さんが採用されるというのは容易に想像できるかと思います。

 

そういった集団面接を突破するために、面接官に好印象を残すというのは、自分なりの好印象ではなく、少なくとも「他の学生より」好印象でなくてはなりません。少なくとも、と述べたのは例え他の学生より好印象であっても、それが企業の求めるレベルに達していなくては落とされてしまうからです。企業の求めるレベルを満たしつつ、他の学生よりも好印象を残すという難しいことを行わないといけないという事を覚えておきましょう。

2018/03/09

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