就活コラム

就活でのエントリーはどのくらいするものなのか

2018/03/01

Column

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1、平均エントリー数はあくまで目安

就活はその後の人生を左右する重要な局面です。手を抜いてはいけません。適当に一括エントリーを行うと余計なメールがたくさん来て大切なメールを見逃してしまいます。反対に業界や企業を絞りすぎると選択肢が少なくなり、内定獲得の可能性が低下します。

 

大切なのは、自己分析、業界研究などをしっかり行い、一つひとつしっかり考えてエントリーすることです。エントリー数に右往左往してはいけません。自分の将来を冷静に見つめ、例えエントリーシートがなかなか通らなくても諦めず粘り強く就活を続けましょう。

 

エントリーは、どのくらいするものなのかという問いへの答えは、「内定を獲得するまでエントリー」というのが私の答えです。就活の目的は自分に合った企業の内定を獲得することです。エントリー数が増えているのに内定が獲得できていなくても、必要以上に落ち込む必要はありません。最終的には内定が獲得できればいいのです。あなたの真面目で粘り強い行動は、必ず身を結び内定を獲得できます。そう信じ、しっかり就活を行なってください。

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2、エントリー数と内定の関係

状況で、エントリー数はあまり気にする必要はないと述べましたが、エントリー数が少なすぎるのはリスクが非常に高くなってしまいます。実際、内定獲得できずに次の春を迎えてしまった学生さんと、めでたく内定を獲得し社会人としての1歩を踏み出した学生さんのエントリー数を位みると、内定を獲得した学生の平均エントリー数の方が多いのが事実です。

 

冷静に考えればわかるのですが、エントリー数が非常に少ない学生というのは、選考に進める企業数自体も少なくなり結果として内定獲得の可能性が低くなってしまうのです。また初期に少数のエントリーを行い、その全ての企業がダメだった際に、他の企業を検討しようとしてもエントリーを締め切ってしまって、自分の希望する業界や職種に応募できなくなってしまうという事態に陥ってしまうこともあるのです。ある程度のエントリーは行なっていないと、情報も入ってこず内定を獲得できないというリスクが高まってしまうのです。

 

エントリーしても全ての企業の採用試験を受けることができるわけではありません。エントリーシートで不合格になるケースもあるでしょう。また説明会に参加して「ちょっと違うな」と感じて選考は受けないというケースもあるでしょう。エントリーをしっかり行なっていると選択肢が増え、結果として内定獲得の可能性が上がるということを認識しておきましょう。

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3、エントリー数が多すぎるのも問題あり

近年の傾向をみると、多くの学生さんの平均エントリー数は30社前後というデータが多いかと思います。これを多いと取るか少ないと取るかは人それぞれだと思いますが、最近の好景気と売り手市場という傾向に後押しされての数字であるとは思います。

 

不景気による就職氷河期の学生さんには、100社を超えるエントリーを行いやっと内定を手にするという光景もよく見られました。なので、平均エントリー数というのは、その年その年で変化するものですし、大きな景気の流れにも左右されるので、あくまで目安だと捉えてください。しっかり研究を重ねて20社にエントリーしている方が、30社より少ないからといって焦る必要はありません。また30社以上エントリーしても内定どころか最終面接にも進めないという状況に陥っても、必要以上に落ち込み、もう就職できないと悲観する必要もありません。

 

ただし、30社を超えるエントリーをしているから余裕で内定を貰えるということでもありませんので注意が必要です。つまり、その人それぞれの志望業界、職種、企業研究や自己分析の度合いによってエントリー数というものは大きく変化するものなのです。

 

エントリー数に一喜一憂するのではなく、しっかりと自分の将来を見据え粘り強く1社1社エントリーすることが、内定獲得への近道であると私は考えます。

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4、まとめ

では、どんどんエントリーしていけば良いのかというと、一概にそうは言えません。実はエントリーが多すぎるのも問題ありなのです。エントリーを行うと企業から色々な情報が日々送られてきます。1日でメールボックスに何十件も企業からメールが配信されていることもあります。そうなると、大切な選考に関わる情報、例えば説明会であったり、一次選考の案内などを見逃してしまうケースもあるのです。「希望する企業のメール絶対見逃さない!」と就活開始前は思うとは思いますが、いざ就活が始まってしまうと色々なことが重なり、つい見逃してしまうということが起こるのです。実際、私が支援してた企業で、説明会

参加してくれた学生でとても印象よく、本人の志望度も高い学生がいました。しかし選考会のメール配信を行なっても行なっても応募がなく、人事担当者がダメもとで電話してみたところ、案内自体を見逃していたということでした。その学生は無事選考会に参加することができ、なんと内定を獲得。そしてその企業に就職することができました。

 

このケースでは人事担当者が個別に連絡をしてくれていますが、多くの企業では応募がない学生に個別に連絡をくれることはありません。過剰にエントリーをしすぎるとメールの山の中に大切なものが埋もれてしまいますので、自分で管理できる量を見極めてエントリーするようにしましょう。

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