就活コラム

面接官の「最後に一言ありますか?」は絶好のチャンス

2018/03/15

Column

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1.面接官が「最後に一言」と聞く理由

いかがでしたか?面接の「最後に一言」と質問される理由や答え方のコツはわかりましたか?面接官が「最後に一言」と言ってくるときは、本当に最後の一押しがほしい時です!前もって会話になりそうなネタとなる答えを用意しておけばスムーズに返答ができます。そこから会話を広げて面接官とコミュニケーションをとりましょう!会話が進むとその場で考えて答えるため、つたない言葉になってしまうかもしれません。しかしこの場合、最低限の会話のマナーと一生懸命さが伝われば大丈夫です。

 

この場で面接官が求めているのは、完璧な答えではありません。緊張してしまうところですが、最後に自分が勤めるかもしれない企業の人がどんな人たちなのか参考にするくらいの気持ちでリラックスして会話をすることに注力してみてください。合格まであと一歩まできています!最後の一押しで面接合格をつかみ取りましょう!

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2.コミュニケーション力が試される?

面接官は「最後に一言」という質問で印象に残る珍解答を求めているわけではありません。面接官は今までの質疑応答の中で、ある程度の人となりや考え方は把握できています。そこで最後に確認したいのは柔軟なコミュニケーション力の有無です。社会人になると社内でも取引の場でも柔軟に対応するコミュニケーション力が重要な能力の一つになります。だからこそ、採用する人材にはコミュニケーション力を持っていてほしいと思っています。

 

ここまでの質疑応答は、企業側も用意している質問なので回答も予測がつきます。そのため、コミュニケーション力に判断がつきにくい場面でもあります。「最後に一言」という質問は自由な返答ができるからこそ、企業側はここで柔軟な考えを持ってコミュニケーションがしっかりとれる人物なのか最終判断しようとします。そのため、この質問では会話に繋がる返答ができることが望ましいでしょう。

 

それでは、具体的にどのように答えたらよいのでしょうか?

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3.最後の一言こそ前もって準備しておこう

就職面接も終盤、なんとか思い通りの面接ができたなと安心しかかっているところに「最後に一言ありますか?」と言われると焦りますよね。具体性がない質問なので、相手がどんな回答を求めているのか推し量ることが難しい質問です。面接官は、なぜこのような質問をするのでしょうか。

 

それは、就活生に本当に「もう一言もらいたい」からなんです。どういう意味かというと、数多くいる応募者からアナタを選ぶかとても迷っているという状態なんです。合格にしたいけどもう一歩決め手がほしいと思っている面接官からでる「最後に一言」、この質問に「特にありません」なんて答えてしまっては、せっかくのチャンスは泡と消えるでしょう。目の前まで来たチャンスを逃さずつかみ取れるよう、この質問で何が求められているのか考えてみましょう。

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4.最後の一押しで面接合格をつかみ取ろう!

この質問では、コミュニケーションをとることが重要だと述べました。しかし、この質問こそ行き当たりばったりではなく前もって回答を準備しておくことも大切なのです。

 

何故かというと、コミュニケーションをとるネタを用意しておかなければ会話は成り立たないからです。会話を成り立たせるためには、自分の意見を述べるだけではなく相手に返答してもらう必要があります。だから、会話のキャッチボールができるように、こちらも質問ができるようなネタを用意しておかなければ会話を成り立たせることはできないのです。

 

具体的には、HPや企業説明会では聞けなかった企業について深堀した質問をするのもよいでしょう。この時の注意点は調べたらわかるような質問はしないことです。HPなどを見ればわかるような質問内容では、逆に企業研究を怠っていると思われてしまいます。他にも、入社までの心構えを聞くことで熱意もアピールすることもできます。幅広い答えがあるからこそ、前もって準備しておくことで焦ることなく対応することができるでしょう。

2018/03/14

就活で聞くべき逆質問集