1.返信をしなくてもいい場合
お祈りメールがいつ届くのかは、会社によりますが、たいてい一週間か二週間後とされています。会社によっては不採用通知を送らないところもあるようです。そういう場合は「サイレントお祈り」と呼ばれているようです。不採用通知を出さないことの理由として、数百人という単位の採用試験であること、クレーム対応を回避するため、とされています。
お祈りメールには不採用の理由も書いてありませんし、一方的な定型の文章に不快な思いをする就活生も多いようです。中には不採用通知のアドレス宛に不採用の理由を問い正す就活生もいるようです。基本的にはそういうことはしない方がいいでしょう。比較的小規模な会社や、最終面接までいった場合などは不採用の理由を教えてくれるかもしれませんが、理由を問いただしても、会社の方針として、教えることはできないと言われることがほとんどでしょう。
自信があったのに不採用となり、悔しい思いをする就活生もいるかもしれませんが、就活ではひとつの会社に固執しない方が精神的に楽です。お祈りメールが来ても、縁がなかったのだとあっさり諦め、次の試験や面接に備える方が身のためです。深刻にとらえすぎると、それだけでエネルギーを浪費してもったいないのです。執着しない、というのが就活を乗り切る、ひとつのキーワードでしょう。