就活コラム

あなたはどう?面接で落ちる人の特徴

2018/04/19

Column

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1.ビジネスマナーができていない

学生時代はそれほど気にせずとも過ごしてこられても、社会人になったら絶対に求められるもの、それがビジネスマナーです。仕事は会社に入ってからでなければ学べませんが、ビジネスマナーに関しては社会人として絶対必要なのに、会社では必ずしも教えてもらえるものではありません。なぜでしょうか。答えは「できて当たり前」だからです。細かな仕事のやり方と違い、ビジネスマナーはちょっと調べれば学ぶことが簡単にできることであり、自身で身に着けるべきスキルとして考えられているためです。

 

もちろん、面接という通常とは違う空間でのことですから、ビジネスマナーが頭に入っていても失敗してしまう場合もあります。ですから完璧にこなせるかどうかを見ているというよりも、そもそもそういった下調べをきちんとするタイプかどうか、身に着けようと努力できるかどうかを面接官は見ています。知っていてのうっかりと、まったく知らないのとでは全然意味が違うからです。

 

ビジネスマナーとは相手を敬い、お仕事を気持ちよく進めるための必須ツールです。だからこそそこができているかどうかを重視する面接官も多いです。受け答えももちろん大切ですが、今一度、マナーについても自分はできているかどうか確認されるといいかなと思います。

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2.志望動機に熱意が感じられない

企業が面接をする理由は、共に働く「仲間」を探すためです。仲間には自分たちの会社の業務内容、展望を理解し、同じ方向を向いて歩いていけるかを求めています。そのため、絶対に面接官は志望動機を聞きます。どれだけ自分たちの会社のことを勉強し、理解してくれているか、そのうえでどのように働いていきたいと考えているかを知るためです。

 

私が広告代理店にて面接官をしていたとき、こんな風に答えた学生の方がいらっしゃいました。

「御社を志望した理由は、幅広い業種の広告を手掛けていらっしゃるためです。ここでなら多くの業界のことを知り、自分自身の見聞を広げられると感じました」。引っかかりを覚えたのは「幅広い業種」と「見聞を広げる」の部分でした。確かに幅広い業種において広告を作成はしておりましたが、広告代理店においてそれは珍しいことではありません。「見聞を広げる」と言う言葉についても、会社は学ぶところではなく働く場所であるという観点から、勉強したいです、と最初から言われているようで、受動的な印象を持ってしまいました。

 

言葉一つですが、志望動機を聞いたとき、そこに「働きたい」という熱意が滲んでいるかどうかを気にして私は面接をしていました。残念ながら上記の回答からは熱意を感じられず、その方は不採用となりました。入念な企業研究と自分なりのビジョンを持っていなければ熱意は生まれません。ざっくりとした企業研究からはざっくりとした言葉しか出てこないのです。

 

あなたの志望動機には熱意がありますか? 今一度考えてみてくださいね。

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3.自分を出し切れていない

「最近悲しいと思ったことはなんですか?」「学生時代、一番苦しかった思い出は?」といった過去のエピソードについての質問を面接でされたことはありませんか?

 

「なんでこんな質問するんだろう」と思われるような問いも時々ありますね。これらの過去のエピソードや感情に帰来する質問の意図は、「あなたの人となりを知る」ために繰り出されています。会社と言っても人と人の集まりでできています。それぞれの会社にはそれぞれの個性やカラーがあり、面接を受ける側が会社を選ぶように、面接する側でもどの人が自分の会社に合う人材かを見ているわけです。

 

つまり、逆に考えれば、以下のような人は面接に落とされる、とも言えます。

・具体性に乏しくマニュアル通りの無難な回答しかしてこない。← 個性が感じられない。
・「特に悲しいと思ったことはありませんでした」と答える。← 会話が終わってしまう。若干コミュニケーション能力に欠けるかも?と思われがち。
・エピソードに自分しか出て来ない。← 必ずとは言えないが、人と人の繋がりが見える話でないと、実際に一緒に働いたときのイメージがつきにくい。

 

面接は履歴書では図れない素のあなたを知るために行うものです。良く見せることは大事ですが個性が消えてしまっては意味を持ちません。話を盛る必要はありませんが、あなたらしさが出るエピソードがないか普段から意識してメモしておき、いざ面接で聞かれても困らないよう、ストックしておくといいですね。

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4.終わりに~アピール下手でなかなか内定をもらえないあなたへ~

いかがでしたでしょうか?ビジネスマナーにしても、志望動機の伝え方にしても、自分自身を語る、にしても面接は発信することが求められる場となります。もともと寡黙でなかなかうまく語れない、という方だってきっといらっしゃるでしょう。慣れないことも多く、緊張しますよね。

 

でもわかっていただきたいのは、面接官が面接をするのは、あなたのことが知りたいからなのです。あなたを語れるのも、表現できるのも、あなたしかいません。あなた自身をあなたがプレゼンしてくれないと、面接官は勝手に想像するしかなくなってしまうのです。所詮、想像ですから誤解があることもあるでしょうが、その誤解を晴らすことができるのもまたあなただけなのです。

 

面接の合否の分かれ道は、自分の言葉で自分をどれだけ伝えられたか、その一つにかかっています。面接といっても会話なのです。自分の言葉で熱意をこめて伝えればきっと伝わります。信じてトライしてくださいね!

2018/04/18

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