就活コラム

転職回数が多いと面接で不利になるのは本当?

2018/04/25

Column

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1.何社からが転職回数が多いと感じるものなのか

だいたい20代の人で3回、30代の人で5回以上転職回数があると多く感じられるが多いです。短期間で転職を繰り返しているのと、数年勤めてから転職している人とでもイメージが全然違ってきます。

 

短期間で繰り返している人は「腰を据えて会社に勤める気がないのではないか」「採用してもまた、辞めてしまうのではないか」「人間性に問題があるのではないか」というマイナスなイメージがつくことが多いのです。

 

目安は3年以上ですが、3年以上勤めて転職している人に対しては「スキルがきちんと身についている」「スキルアップを目指している」「会社次第でずっと勤めてもらえる」などプラスなイメージがついてきます。

 

やむを得ない理由がある場合を除いて最低、3年は勤続していた方が有利になってくるのは明確です。3年というのは仕事を一通り覚えてきてほとんど自分で仕事ができてきている時期です。3年勤めてきて自分の役割をみつけ辞めたいという気持ちがなくなる人も少なくありません。勤続3年が転職を考えてみるタイミングともいえます。

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2.転職理由や身に付けたスキルを明確にしておこう

転職活動するにあたって必ず聞かれるのが前の会社を辞めた理由です。聞かれてもきちんと答えられるようにしておきましょう。また、転職の強みが前の会社で身に付けたスキルを使った即戦力です。職務経歴書などにA4用紙2枚程度に分かりやすく書いておきます。

 

辞めた理由は前の会社が悪くなってしまうような事を言うのはNGです。人間関係が悪かったことをにおわせるような事もさけておいたほうが無難です。嘘つくこともよくないですが、わざわざ言わなくてもいいような事はいわなくても良いのです。

 

介護でやむを得なくなどスキルアップを目指してなど、辞めたくなかったが辞めないといけない理由や将来を見据えてプラスな理由を自分の言葉できちんと伝えることが大切です。

 

また、どのようなスキルを身に付け前の会社ではどのような役割だったのかそれがこの会社ではどのように活かしていけるのかを分かりやすく具体的に伝えることがプラス評価のポイントです。

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3.仕事に取り組む意欲が大切!

転職に関わらず、これからどのような気持ちで勤めていくのか自分の意欲を伝えることが重用になってきます。転職回数が多い場合は特にもう転職は最後にしたいという思いをきちんと伝えておきましょう。

 

転職回数が多い人に対して、少なからず採用にしてもすぐに辞めてしまうのではないかという不安は採用側にはあります。その不安を取り除く必要があるのです。

 

また、どのようなスキルを身に付けどのような姿勢で仕事に取り組んでいくつもりなのかを理解してもらいましょう。スキルを積んで転職している人には期待もありますが、スキルを身に付けて辞められてしまっては経費の無駄になってしまいます。

 

転職を繰り返さず腰を据えてずっと働いていきたいという意欲をしっかり見せましょう。

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4.転職回数が多くても内定を貰う事が十分可能なのだ

転職が多ければ退職時などに勤続年数が少なく退職金が少なくなってしまったら、自分より随分年下の人たちが上司になったりする可能性も出てきます。

 

やはり、転職を繰り返すより自分に合った会社で長く勤続することのほうが大きなメリットがあります。自分のステップアップもかねて、定年までずっと働いていきたいと思えるような会社を見つけましょう。

 

転職活動が多く、もし、辞めてしまっても次がないのではないかと不安に思う人もいると思います。確かに転職ということで不利になってしまうこともありますが、その分新卒者にはない強みもあるのです。

 

その強みを理解して自分のスキルを信じて本気で転職したいと思うのなら一歩進んでみましょう。転職が多くても縁があれば内定はゲット出来ます。

2018/04/24

転職したいという人が知る/するべきこと