就活コラム

インターンに参加するときの服装や髪型のマナー

2018/04/26

Column

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1.絶対避けたほうがいいNGドレスコードを知っておこう

服装や髪型で自分のなにがわかる!と若い頃、私は思っていたのですが、オフィスにおける適した格好というものは、決められたルールというよりは、協力しあって仕事をする上で、お互いが気遣いをしあうために生まれた心配りだと社会人になってわかりました。目のやり場に困るような露出の高い服を着ていたり、その爪でキーボード打てるのか!と思うような着け爪をつけて仕事をしたら、おそらく周りが私に対して気を使うでしょうし、嫌な気分にもなると思います。そうさせないために、会社におけるドレスコードは存在するのです。

 

インターンシップといっても、就職活動の一つです。参加学生がどんな装いで参加するかも、人事担当者は意外に見ています。それは奇抜な格好をしていないか、という表面的な部分ではなく、きちんと気遣いができていれば、そんな恰好では来ないだろう、というその人の内側を判断する一つの物差しとしてのチェックと言えるでしょう。社会人として周囲に気遣いができる人であることをアピールし、採用への道を開くため、インターンシップでの服装も万全の状態で臨んでいただければと思います。

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2.私服OKは普段着でOKという意味ではないと理解しよう

まず絶対避けた方がいい服装からお伝えしようと思います。タブーを知っておけば失敗するリスクも減りますし、ベストなコーディネートを知るためには対極にあるものを知ることが手っ取り早いですからね。絶対NGな服装、髪型、それはずばり「社会人としてふさわしくない」ものです。具体的にNG例を見ていきましょう。

 

・デニム

スニーカー、サンダル、生足

リュック

機能的かもしれませんがラフ過ぎです。会社は仕事をする場所であることを理解していないと周囲に不快感を与える可能性も。

 

・長い爪、派手なマニキュア

ノースリーブ、短パン、ミニスカートなど露出の高い服

明る過ぎる髪色

ピアス 時計以外のアクセサリー

派手な色の服

清潔感に欠けますし、周囲から浮いてしまう危険も。

 

上記を見て気づかれたかもしれませんが、社会人にふさわしい恰好とはすなわち、「清潔感があり、周囲に不快感を与えず、機能的である」恰好ということになります。ですからインターンに臨む際は、上記のタブーを犯さない服装や髪型を選びましょう。では具体的にどんな状態がよいのか、次項にて解説させていただきます。

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3.髪型は清潔感が命。髪色にも気を配ろう

インターンシップを実施する企業の中には、「服装自由」「私服OK」などとうたっているところも多いです。タブーを犯さなければ問題ないとしても、じゃあ実際なにを選べばいいのか迷いますよね。迷ったらとりあえずスーツで行きましょう。ビジネスの世界ではスーツに勝る正装はありませんし、きちんとした気持ちで仕事に臨もうという意気込みがスーツの方が伝わりやすいためです。着用するのはいわゆるリクルートスーツで大丈夫です。翌日以降もスーツでも構いませんし、周囲の状況から私服にシフトしても問題ないと思います。ただここで言う私服とは普段着ている服ではなく、「オフィスカジュアル」です。オフィスカジュアルについてまとめました。

 

【男性】
・ジャケット 色は黒、グレー、茶

・襟付きシャツ 白がベスト

・チノパン、スラックス 派手過ぎない色

・革靴 Or スウェード素材の靴 黒、茶がお勧め

・革の鞄 黒がベスト A4書類が入るもの

 

【女性】

・ジャケット、カーディガン 色は白、黒、グレー、パステルカラー

・襟付きシャツ 白がベスト、パステルカラーなら色付きでも可

・膝丈スカート、九分丈以上のパンツ

・パンプス。派手過ぎない色。5cmヒールがベスト

・華美ではない鞄。A4書類が入るもの

 

一般的なオフィスカジュアルについてお伝えしましたが、重要なのは周囲との調和となりますので、企業で働かれている社員の方の様子を見つつ、コーディネートすることをお勧めします。

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4.まとめ~インターンシップも就職活動の一部なのを忘れずに~

では髪型についてはどのようにすべきでしょうか。これは実にシンプルですが、服装と同様、清潔感が一番です。インターンの目的は仕事を実際に体験することですから、仕事中にだらだら目の前に下がってきたり、髪の毛で手元が暗くなったりする髪型はいただけません。男性は短髪にし、女性も手元に落ちてこないように一つにまとめるか、ハーフアップがよいでしょう。ショートボブなどの場合は、ピンで止められるようにしておくとよいですね。

 

次に髪色についてですが、黒髪で行くことをお勧めします。男性については茶髪NGというところがほとんどと言っていいですし、女性に関しては明るすぎなければ茶髪も許される企業もありますが、実際のところ、黒髪で行く方が無難だと思われます。黒髪がまとう「真面目そう」「きちんとしてそう」というイメージを超えるだけのプラス要素を企業側に与えるのは茶髪だとなかなか難しいからです。特に、銀行や教育関係など堅い職場と言われるところでは茶髪は絶対無理と思っていた方がいいと思います。

 

一方で、茶髪がプラスに働く業界もあります。アパレルや美容関係です。センスを大切にする業界であるため、髪色が明るいからといって敬遠されることはありません。ご自分が進みたい業界で、先輩がどのような髪色、髪型をしているのかを事前にチェックしてみるとよいでしょう。

2018/04/25

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