就活コラム

「やりたい仕事」だけで選ぶと就職から遠のく?

2018/05/21

Column

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1.やりたい仕事だけで就活するデメリット

興味を惹かれている、やりたいと思う気持ちだけで就職活動をするのには、意外なリスクもあるんですね。 ただ、こんな話をしてしまうと、就職活動を実際に頑張っている学生のみなさんから、「やりたい仕事で選ぶのはタブー。でも、やりたくない仕事を選ぶ意味はあるの?」という不安な声も寄せられています。 やりたくない、興味を惹かれない仕事を選ぶ意味について学んでみましょう。

◆勝手なイメージを持っている場合も・・・ やりたくないと思う仕事には、ネガティブなイメージしか持つことができないですよね。 ただ、これはあくまでイメージで、実際に仕事をしてみると良い部分もたくさんあったということにも期待ができるのです。

◆自分にマッチしている仕事かもしれない! どんなに興味を持たない仕事、やりたくない仕事であっても、実際にやってみないことには分からないことも多いものです。 今まではやりたくないと思っていても、やってみたら自分にマッチしていて楽しかったという報告は意外に多いもの。 やりたくない仕事であっても結果が自分にマッチしていたり、好きになれたりすればそれは決して無駄にはならないのです。

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2.就活経験者に聞いた!やりたい仕事だけを選んだ実体験・失敗談

やりたい仕事だけを選んで就職活動をすることは、決して悪いことではないものの、失敗談も多く報告されています。 ここでは、大変な就職活動を経験した方たちに、やりたい仕事だけで選ぶことのリスクをホンネで語ってもらいました。

◆就職活動のモチベーションって、やりたいと思う仕事に興味を惹かれていることだと思うんです。 わたしもこの気持ちや行動は間違っていないと思っていたんですが、やりたい仕事だけで就活をしてしまうと、その分選べる企業が少なくなってしまい、なかなか内定が決まりませんでした。

◆やりたい仕事だけをピックアップするのは危険だと思います。 その情報しか目に入らなくなり、自身の長所を活かせる仕事があっても見落としてしまうことが。 僕もそんなひとりで、やりたいと思う気持ちだけで仕事を選び、経済的な面での苦労が絶えませんでした。

◆やりたい仕事を選びながら、こんな業界でも頑張ってみたいな、という補助的な希望も持っておくと良いと思う。 やりたい仕事だけで選んでも、お給料や福利厚生の面でマッチしないことがあったので、わたしはそこを学習してやりたい仕事にとらわれない行動と気持ちを持つように心がけました。

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3.やりたくない仕事を選ぶことに意味はあるのか?

多くの就活生は、仕事を探す際に自分への適正や会社の魅力、仕事への興味が高いかどうかを大切にしているのではないでしょうか? 意外に知られていないのですが、やりたい仕事だけで就活をするデメリットもあります。 さっそく、興味を惹かれるデメリットをご紹介しますね!

◆デメリット①ギャップやイメージの相違に悩むことも・・・ 自身がやりたいと思う仕事は、興味を惹かれることが多いため、良いイメージばかりを持ってしまいます。 このイメージを高く持っていると、実際に仕事をしたときのギャップに悩まされ、もっと適した仕事があったのではと悩むことも・・・。

◆デメリット②視野が狭くなることが・・・ やりたい仕事だけを選んで就職活動をはじめてしまうと、それなりに選択肢が限られてしまいます。 マッチした仕事はたくさんあるはずなのに、興味があるかないかでの判断となってしまうため、本当に適した仕事を見つけられないままに過ごしてしまうことが心配です。

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4.選ぶ仕事の幅を広げて視野を大きくしよう!~おわりに~

やりたい仕事のみを選んで就活をはじめるのはOKですが、視野が狭くならないように気をつけることがポイントなんですね。

興味を惹かれない仕事であっても、意外にスキルが役立ったり、性格にマッチしていることも十分にあるもの。

やりたい仕事だけを選ぶことにとらわれず、みなさんそれぞれの可能性を信じてたくさんの業界研究を行ってくださいね!

2018/05/14

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