就活コラム

自分の「強み」を作って就活を進めるコツ

2018/06/18

Column

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1.長所は「強み」でもある

ほとんどの企業のエントリーシートを書く際に、長所を書く欄と自分の強みを書く欄が同時にあり頭を悩ませていませんか?
そして長所と強みが被ってしまうと悩んでしまう人も多いですよね。そもそも「強み」とはなんでしょう。「強み」は長所の延長線上にあると考えるとわかりやすいかもしれません。
自分の長所で相手の役に立つものこそが「強み」となります。ということは、まずは自分の長所を知ることから始めると自然と自分の強みを見つけることができます。
そのためには、自己分析の時間を作り長所を書きだしてみましょう。次でも述べますが「強み」を作るためには自分の長所は一つでは足りません。じっくり考えて長所を探してみましょう。
自己分析で見つけた長所を使って就活で活かせる「強み」を作っていく作業に移ります。

 

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2.「強み」を作るには企業研究も必須

企業研究をする大きな理由は、自分が希望する企業を見つけることにあると考えている就活生が多いですがそれだけでは不十分です。
希望する企業を研究していくうえで、自分に合っている企業かを見極めていくでしょう。それと同時に企業側はどんな人材が欲しいと思っているのかも調べることが必要です。
具体的に採用したい人物像を記載している企業もありますが、多くの企業の就活サイトには具体的な人物像までは記載されていません。
仕事内容やOB、就活サイトの記事から推察する必要があります。
例えば仕事内容から推察する場合、事務職だと「字がきれい」「整理整頓が上手」「細かい作業が得意」などのような人物は事務職向きで欲しい人材でしょう。
これに合わせて、就活サイトの記事の職場の雰囲気などから企業が欲しいと思っている人物像を推察しまとめておきます。

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3.「自分の強み」を就活に活かすコツ

それでは、長所を書きだす作業と企業研究ができました。これらをどうやって「自分の強み」に繋げ就活にいかせるのかというと…。
自分の長所と企業が求めている人物像をマッチングさせていくのです。
前述の事務職の例を使って具体的なコツを説明します。
企業研究を行い、企業が求める人物像が「字がきれい」「整理整頓が上手」「細かい作業が得意」な人物が欲しいそうだと推察したとします。
そうしたとき、自分の長所にも「字がきれい」であることがあてはまっていたらそれが強みになります。
前述したように、自分の長所が相手の役に立つことで強い良い印象をあたえることが「強み」です。
だから長所である「字がきれい」ということは相手にとって役に立つ強みとしてアピールすることができるのです。
この例えからわかるように企業によって欲しい人物像はことなります。その為、自分の強みは企業によって変えていくことが必要です。
エントリーシートでは志望動機や自己PR、長所短所を使いまわしがちですし、ある程度は使いまわしがききます。しかし「自分の強み」は自分にとっては一番得意なことで「強み」だと思っているかもしれませんが、就活においての強みはより相手の役に立つ長所であることが重要です。そのため、使いまわしの文章にするのではなく企業に合った強みを見つけていきましょう。

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4.まとめ

いかがでしたか?自分の強みの作り方、就活での活かし方についてご紹介してきました。
「強み」を単体で考えるととても難しく思ってしまいがちですが、長所の延長で相手の役に立つものだと思うと少し考えやすくなるのではないでしょうか。
また、「強み」だと思われる内容は企業が欲しいと思っている人物像によっても違うという点を理解していただけたでしょうか。
この点を理解しながら就活を進めていけば、企業にも良い印象を残せるでしょう。
企業ごとに自分の強みをしっかりアピールしていくためにも、まずは自己分析を疎かにせず自分の長所をたくさん見つけてみましょう。
また、家族や友人に自分の長所を聞いてみることもおススメです。自分では長所と思っていなかったことが第三者からは長所だと思われているかもしれません。

 

2018/06/11

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