就活コラム

あなたに合うのはどっち?総合職と一般職の比較検証まとめ

2018/07/04

Column

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1.総合職と一般職は、どこに違いがあるのか?

はじめに、総合職と一般職の4つの大きな違いを知っていきましょう。

 

①お給料や待遇の違い
総合職と一般職は、待遇だけでなく基本給やその後の昇給率も違います。
職能資格制度を採用している企業の場合は、日頃の成果を高めるため、昇級試験を受ける必要があります。
ただ一般職の場合、事務関係のスキルを上げたとしても評価につながらないことが少なくないようです。

 

②仕事内容の違い
総合職と一般職では、業務内容にも大きな違いがあります。総合職では、業務全体の判断を決めるための基本的な仕事を行い、一般職では総合職の補助的な業務がメインとなっています。

営業の場合、総合職は顧客の営業を担当し、一般職であれば営業サポートと事務の処理を行います。なのでどちらかというと、総合職の方が責任は重大になってきます。

 

③転勤などの違い
業務内容が多岐にわたる総合職では、会社の業務状況にあわせて、国内海外問わずに異動がでる可能性が高くなるようです。

一般職の場合は、仕事内容が大きく変わることがないため、定型業務が一般的となり、上司が変わっても仕事内容に大きな変化は見られないことが多いようです。勤務する場所やエリアが決まっていることが多く、転勤などもありません。

 

④キャリアに関しての違い
総合職と一般職は、出世するスピードにも違いがあります。総合職の場合は、将来の幹部生候補という位置づけがあるため、出世しやすい立場になれることもメリットのひとつです。

 

一般職は、5番目の段階になるろ、最初の級になります。
そこから、3級上がるとはじめて昇格試験を受けることができ、入社した時点での差があります。

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2.総合職と一般職…。適正について悩んだときの対処法

総合職と一般職ではいくつもの大きな違いがあります。そのため、自分がどちらにマッチしているのか悩む就活生も多いようです。

ここで、適性について悩んだとき、少しでも気持ちが明るく、前向きになる対処法を学んでみましょう。

 

①倍率の高さに耐えられるか
事務などの仕事が多い一般職では、年々採用人数を減らす傾向にあります。その理由は、事務職における人件費削減の観点や、派遣社員の積極活用などの流れを受け、倍率がどんどん高くなっているため。

総合職であれば、採用枠が多く一般職よりも倍率が低い特徴があるため、これに対して耐えられる気持ちがあるのかを見極めることが大切です。

 

②一般職でもモチベーションを維持できるか
一般職の場合は、あまり知られていない企業であることが多く、人気度も総合職に比べると、そこまで高くはありません。

就職が決まったときに仕事への誇りを持てるか、モチベーションを維持できるかというポイントについても今一度見極めてみましょう。

 

③通いやすいエリアか
通いやすいエリアに住んでいると、面接の際に長く続けてもらうことができるというメリットを印象付けやすくなります。

企業側の本音は、総合職とを比較した際、給与の上がり幅が緩やかな分、通いやすいエリアと給与水準に不満を言わず、長く働ける人材であって欲しいということがあるようです。

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3.総合職に向いている人・一般職に向いている人の特徴とは?

社会人にリサーチをしてみると、総合職・一般職に向く人にはぞれぞれにこんな特徴があるようです。

 

  1. コツコツとした仕事が得意、粘り強い人が一般職に向く
  2. 柔軟性があり、チャレンジ精神が高い人は、総合職・一般職どちらにも適性している
  3. コミュニケーション能力が高い、向上心があるひとは総合職に適正している

 

入社すると、キャリアプランが変わることもめずらしくはないため、一般職からはじめて、キャリアアップを目指し、最終的には総合職を目指す社会人も多いようです。
一般職から総合職へのキャリアアップを目標としている場合は、推薦や試験があるため、難しいこともあるよう。

ですが、仕事をしながら目標を持ち、一般職から総合職にステップアップしたいという気持ちがあることはとても素晴らしいことでもあります。

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4.総合職か一般職か!?~おわりに~

総合職と一般職の両方に興味があったり、適正があると予想できるとき、選択は難しくなってしまうかもしれません。

自分を見つめなおし、現実的な視点を大切にしながら、納得できる仕事ができるよう、ご紹介したポイントをもう一度チェックしてみてくださいね!

2018/07/02

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