1.集団面接の意味
まず集団面接の意味を考えてみましょう。集団面接とは多すぎる学生の足切りと考えていいでしょう。ここを突破できなければ先はないので、気合をいれなければならなりません。
面接といっても、自分ひとりの個人面接と集団面接では個人に割当てられた時間が全然違います。
たいてい5、6人90分などといったように、全体で時間を割当ててありますから、あなただけ長い時間自己紹介をしていると、他の学生の時間が減ってしまうということがあります。
それでも構わないから自分をアピールしたい、といった考えもあるかもしれませんが、そのように自分のことだけを考えているような態度は面接官にマイナスの印象を残してしまいます。
企業とは全体でひとつの事業を成し遂げる団体なのですから、いわゆる「空気を読む」事ができるかどうかも集団面接では見られていると考えてください。
また、発言する時間が全体でひとりあたり、10分前後と短いので、話を簡潔にわかりやすくまとめる能力も判断されます。
あれもこれもと盛り込みたい気持ちはわかりますが、話を長くしても面接官にいい印象はまず残せないと考えていいでしょう。