就活コラム

企画の仕事をしたい学生がやりがちな就活ミスとは

2018/08/09

Column

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1.そもそも企画ってどんな仕事?

上記で述べたように、何か商品を考え形にする企画の仕事は一見華やかに見えます。そのため、企画職を希望する学生さんは多いのだと思います。しかし、華やかな反面とても難しい問題も抱えています。

 

まず、企画職のみの思いで商品を作るのではなく、お客様の思いや営業の考えをしっかり汲み取り理解しなければならないという点です。これができないと、せっかく考えた企画も独りよがりの使えない企画になってしまいます。

「じゃあ、しっかり情報収集すればOKね♪」と安易に捉える学生さんもいるのですが、実はこれが意外と大変。生半可な知識だけでは到底つとまるものではありません。

お客様は日々どの様な問題を抱えているのか、営業はどの様に提案しているのか、またその提案がより良いものになり、お客様に喜んでいただくにはどうすればよいのかなど、単なる「アイデア」を出すのではなく、営業と一緒になってお客様をコンサルするような視点が必要になります。

 

そういった思考が身についていないまま中途半端に企画の仕事をしていても、中々成果があがらない状況に陥るかもしれません。

また「きちんと売れる商品を考えてほしい」という営業サイドの要望に対して、「売れないのは営業力不足、企画のせいじゃない」と責任転換し、結局口だけで実績を上げられない残念な社員になってしまう可能性も十分あります。

企画の仕事を志望するなら、責任を要求される仕事だと認識することを心にとめておいてくださいね。

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2.多岐に渡る知識が必要

パソコンが得意で、考えたり資料を作ったりするのが好き、だけど人と関わるのが苦手…企画なら自分で考えて仕事ができそう!という理由で企画を目指す学生さんも中にはいたりしますが、これは大きな間違いです。

 

企画職は、とても高度なコミュニケーションスキルが求められます。

 

営業には営業の主張がありますが、企画としても様々なリサーチや検討を経て商品を企画するわけですので、企画には企画としての考えや主張があります。営業の主張全てを受け入れるのも違いますが、それを全て退けるのも間違っています。

営業の主張の真意を理解し、取り入れるべきところは取り入れ、しかし企画としての主張も営業サイドに理解してもらわなくてはなりません。それをしっかり説明し、納得してもらえるコミュニケーションスキルが求められるのです。

 

また、実際に商品化する際には、社内だけでなく社外の業者とのやり取りが必須です。このときも相手にこちらの意向を伝えたり微調整を加えたりする力が求められます。始終コミュニケーションスを取りながら仕事を進めていくイメージです。

そのため、企画にとってコミュニケーションスキルはなくてはならない必須ポイントです。

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3.コミュニケーションスキルは必須

企画の仕事とは、ざっくり言うと営業が売る商品を作る仕事です。この商品の中には、実際のモノはもとより、サービスやイベントなんかも含まれます。今皆さんが行なっている就活に当てはめて考えてみましょう。

みなさんが参加する合説などの就活イベントや利用している就活サイトを企業に対して売り込むのが営業の仕事であり、そのイベントであったり、サイトを作っているのが企画の仕事です。

 

つまり、今回の就活イベントは、いつもと違ってこんなコンセプトを持たせよう!とか、就活サイトにこんなコンテンツを加えよう!こんなイベントしたら学生さんも集まるし、企業にも営業しやすいのでは?ということを考えるのが企画の仕事です。

 

もちろん、各企業によって取り扱う商品が違うので、それによって企画職が対象とする商品も違います。しかし、お客様が求めているものを考え形にするという基本姿勢はどの企業でも同じかと思います。そういった仕事であるということをまずは理解してください。

 

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4.まとめ

就活中は良く見えていた仕事でも、実際にその仕事に就いていみるとイメージが違った…という方は意外と多くいらっしゃいます。

でもせっかく苦労して就活を行うのですから、どうせなら就職してよかったと思える仕事に就いてほしいなと私は考えています。

 

企画職はとてもやりがいがあり、そして一見華やかに見える仕事です。

しかし、その裏には学生さんには見えない努力や苦労そして失敗を積み重ねている仕事です。なかなか学生の間は、その仕事の本質が見えないとは思います。

 

もし本気で企画の仕事を目指すのであれば、自分だけの思い込みで就活を行うのではなく、実際に企画の仕事をしている方にお話しを聞いてみてください。

やりがいや楽しいことはもちろん、苦労する点や難しい点など様々な意見を聞いてください。

 

こういった作業は企画の仕事に限らず、納得のいく就活を行うためには必須であると私は考えます。幸せだと感じられる社会人生活を送るためにも、ぜひしっかりしたリサーチを行い、就活を行ってくださいね。

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