就活コラム

その会社、福利厚生は大丈夫?福利厚生の充実とは?

2018/12/04

Column

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1.「福利厚生」とは一体なに?

就活の質問タイムで女子学生が「御社の福利厚生についてお聞きします!」と質問している姿を見たことはありませんか?

就活中は「まず会社に入る」ことを目標にして、「福利厚生」にまで目が行き届いていないという方が意外と多いようです。

しかし就職とは結婚と似ていて、入社してからが本当のスタートになります。

ところで「福利厚生」という言葉を聞いたことがあっても、福利厚生がいったいどんなものなのかを理解できている就活生のかたは少ないのではないでしょうか。

そこで念のために福利厚生について説明すると、福利厚生は大きく分けて二つあります。

  • 「法定福利厚生」
  • 「法定外福利厚生」

それぞれの福利厚生について簡単に紹介すれば、法定福利厚生とは、「雇用保険・健康保険・厚生年金保険」など、いわゆる「社会保険」と言われているものが該当します。

一方「法定外福利厚生」ですが、こちらはさらに二分類することが可能です。

  • 「住宅手当・交通費・家族手当」
  • 「自社の福利厚生」

残りが例えば「福利厚生倶楽部」のような専業のアウトソーサーを利用しての「外部サービス利用の福利厚生」になります。

一般的には、法定福利厚生は必要最低限のものとして捉えられています。

ですからここでは、法定福利厚生についてお伝えします。

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2.「自社の福利厚生」とはどんなもの?

「自社の福利厚生」に関しては、アルバイトの経験がある方には理解しやすい内容かもしれません。

まず「交通費・住宅手当・家族手当」については、漢字やアルバイトでの経験からその内容が理解できると思うので、ここではあえて説明を省かせていただきます。

一方私が今までの会社勤務の経験から良かったと思う「自社の福利厚生」は就活生の方には未知のことだと思うので、ご紹介をさせていただきます。

それは例えば「インフルエンザワクチンの接種」が挙げられます。

特に勤務先に産業医に来て貰って行なうタイプのものは、非常に便利です。

おそらく会社にとっても社員の欠勤対策になるので、まさに「W I N・W I N」の福利厚生ではないでしょうか。

あと、正直私はあまり恩恵を感じることができませんでしたが、以前お世話になっていた会社がプロスポーツクラブのスポンサーをしていたため、無料で観戦チケットを配布してくれました。

しかもたまに半ば強制的に業務を切り上げさせられて、試合観戦に行かされることがありました。

おそらくスポーツ観戦が好きな従業員にとっては、嬉しい福利厚生だったのではないでしょうか。

特に最近は景気が良くなり、どの企業も優秀な人材の確保が大きな課題になっています。

それに対してこの自社の福利厚生は、人材流出の大きな抑止力のひとつになるかもしれません。

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3.「外部サービス利用の福利厚生」とは?

先ほど名称だけ挙げましたが、福利厚生の請負企業の中でも「福利厚生倶楽部」は非常に有名です。

また「ベネフィット・ステーション」や「イーウェル」なども、同様のサービスを行なっています。

ただこれだけでは「外部サービス利用の福利厚生」とは何かということが、就活生には分かりづらいでしょう。

ですから私が利用している「福利厚生倶楽部」を例に挙げてご紹介させていただきます。

「福利厚生倶楽部」とは、上記のとおり、福利厚生を専門に取り扱っている会社になります。

簡単にそのシステムを説明すると、企業が福利厚生倶楽部に会費を支払うと、福利厚生倶楽部が社員単位でメンバーカードを発行します。

福利厚生倶楽部と提携している飲食店などでそのメンバーカードを提示すれば、通常よりもお手頃な価格でサービスを受けることができる、というのが主な流れになります。

ここでは飲食店を例に挙げましたが、ホテルやレジャー施設、資格取得講座やランドセルの購入までありとあらゆるものが対象になっており非常に便利です。

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4.福利厚生で特に注目すべき点は?

おそらく福利厚生で注目すべき点は利用者により異なると思います。

例えばスポーツ観戦が好きな方にとって、観戦チケットを無料で貰えるのは非常に魅力的なことでしょう。

しかし興味がない方にとっては、“福利厚生”としてすら感じることができないかもしれません。

また旅行や贅沢な外食が好きな方にとって、先ほどの福利厚生倶楽部は、頼もしい存在だと思います。

しかしこちらも利用をされない方にとっては、「そんなシステムがあるんだ」くらいの内容かもしれません。

ですから、会社の福利厚生に注目する場合、以下の点に気をつければ良いでしょう。

1.法定内福利厚生は当たり前。その制度(例えば“産前産後休暇”や“育児休暇”)の利用者がいるかどうか、いる場合、利用率はどうなっているのかを調べることをお勧めします。

2.あなたは会社のレクレーションやサークル活動に積極的に関わりたいタイプですか?もし積極的に関与したいタイプなら、入社希望の会社にそのようなシステムがあるかどうかを事前に調べだほうが良いでしょう。

3:旅行やホテルの利用、贅沢な食事をしたりするのが好きな方は、「外部サービス利用の福利厚生」がある会社を選んだ方が良いかもしれません。

以上のように、自分がどういうタイプなのかを考えたうえで、会社の福利厚生に注目をした方が良いと思います。

福利厚生は年を重ねればそのありがたさが身にしみて分かるものです。

会社選びの際、必ずしっかりとチェックしましょう。

ご自身が利用する福利厚生であれば善しですが、利用しないものの場合は、意味がありませんのでしっかり事前に確認が必要です。プラットインでは、制度設計から関与できますので、お好きな制度ができるかも?詳しくは採用ページをご覧ください!

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