1.「福利厚生」とは一体なに?
就活の質問タイムで女子学生が「御社の福利厚生についてお聞きします!」と質問している姿を見たことはありませんか?
就活中は「まず会社に入る」ことを目標にして、「福利厚生」にまで目が行き届いていないという方が意外と多いようです。
しかし就職とは結婚と似ていて、入社してからが本当のスタートになります。
ところで「福利厚生」という言葉を聞いたことがあっても、福利厚生がいったいどんなものなのかを理解できている就活生のかたは少ないのではないでしょうか。
そこで念のために福利厚生について説明すると、福利厚生は大きく分けて二つあります。
- 「法定福利厚生」
- 「法定外福利厚生」
それぞれの福利厚生について簡単に紹介すれば、法定福利厚生とは、「雇用保険・健康保険・厚生年金保険」など、いわゆる「社会保険」と言われているものが該当します。
一方「法定外福利厚生」ですが、こちらはさらに二分類することが可能です。
- 「住宅手当・交通費・家族手当」
- 「自社の福利厚生」
残りが例えば「福利厚生倶楽部」のような専業のアウトソーサーを利用しての「外部サービス利用の福利厚生」になります。
一般的には、法定福利厚生は必要最低限のものとして捉えられています。
ですからここでは、法定福利厚生についてお伝えします。