就活コラム

グループデスカッションのお題と種類って?~グループディスカッションでの対策は?~

2018/12/18

Column

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1.グループディスカッションのお題と種類は?

グループディスカッションのお題とその種類は、以下の4つに分けることができます。

  1. 自由議論型のグループディスカッション
  2. 討論型のグループディスカッション
  3. 選択型のグループデスカッション
  4. 解決型のグループディスカッション

 

まず、一つ目に挙げられるのが、自由議論型のグループディスカッションです。

自由議論型は、与えられたお題に対してグループで討論していくものです。お題の具体例は、

  • 有能な人とはどんな人をいう?有能な人の条件を四つ挙げて下さい。
  • オリンピックに向けてスポーツ界に必要な指導者とはどのような人?
  • 人生の幸福度を上げるために必要なものって何?

などがあり、明確な答えがないものについて、考えていくものとなっています。

 

二つ目に挙げらるのが、討論型のグループディスカッションです。

討論型は、チームに分かれ、答えが分かれるお題について討論していくものです。

お題の具体例は、

  • 国民の幸福のために、日本は税率を上げるべきか?下げるべきか?
  • 子供のオンライン学習は積極的に導入すべきか?否か?
  • 商品Aの効率的な売り出し方は、店舗販売、インターネット販売のどちらがよいか?

などがあります。

 

そして、三つ目に挙げられるのが、選択型のグループデスカッションです。

選択型は、複数の選択があるお題に対して、グループで選択するものを話し合い決定していきます。

お題の具体例は、

  • あなたは、無人島で一か月生活をすることになりました。お金を持っている社長、料理が得意な主婦、科学が好きな少年、大工を仕事とする男性、水泳選手の女性、誰とでも仲良くなれる少女、この中から一緒に行く人を三人選んで下さい。
  • このメンバーの中で、仕事の役割分担を決めるとしたら、リーダーには誰を選ぶ?

などがあります。

 

最後の、四つ目に挙げられるのが、解決型のグループディスカッションです。

解決型は、与えられたお題に対し、グループで解決策を考えていき、最後に、グループごとの発表をしていきます。

お題の具体例は、

  • 増えている自然災害に向けて個人単位や企業単位で出来ることは何かを考えよ。
  • 売上の減少している本屋を繁盛させる具体的な方法を考えよ。
  • 当社の企業イメージを上げる具体的な方法は?

などがあります。

 

どのグループディスカッションも、自分自身の意見を論理的にしっかりと述べ、他の学生の意見を聞きながら、結論へと導いていくことが大切になります。

 

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2.グループディスカッション対策1 自分自身の強みを知る

グループディスカッッションの対策の一つ目に挙げられるのが、自分自身の強みを知るということです。

自分自身の強みを知ることは、まとめるリーダー役や積極的に発言するタイプなどのグループディスカッションでの自分自身の立ち位置を知ることに繋がります。

自分自身の強みを知るためには、自己分析をすることが大切です。

自己分析は、就活の準備期間に多くの学生がしてます。

 

就活の準備期間に行う自己分析の際に、

  • 自分自身の長所や短所などをノートに書き出す
  • 家族や友人に自分自身の性格について聞く
  • 部活やサークル、友人関係など自分自身が属するコミュニティ中での自分自身の立ち位置について分析する

などを行い、自分自身の強みを知っていきましょう。

 

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3.グループディスカッション対策2 世の中の出来事に常にアンテナを張る

グループディスカッションの対策の二つ目に挙げられるのが、世の中の出来事に常にアンテナを張るということです。

前の項で説明したように、グループディスカッションで出題されるお題と種類は数多く、始まってみないと、どんなお題が出題されるかは分かりません。

そのため、学生は、どんなお題にも対応できるよう日頃から世の中の出来事に常にアンテナを張っておくことが大切となります。

日頃から、テレビやインターネットのニュース、新聞などを見て、世の中で起きていることに常にアンテナを張り、関心を寄せておきましょう。

 

そうすることで、グループディスカッションで出題されるお題に対応しやすくなります。

また、それと同時に、世の中で起きていることに、日頃から自分自身の考えや意見を持つ癖をつけておくことも大切です。

しっかりとした自分自身の考えや意見があることが、グループディスカッションの場で積極的に発言することに繋がり、発言の場で自分自身の意見を生かすことができるでしょう。

 

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4.グループディスカッション対策3 他者を分析する力を養う

グループディスカッションの対策の三つ目に挙げられるのが、他者を分析する力を養うということです。

グループディスカッションは、初めて顔を合わせた学生と出題されたお題に対して議論を交わしていくものであり、お題だけでなく、議論を交わす相手がどんな人物であるかということも、グループディスカッションに置いては重要です。

そのためにも、自分以外の他者を分析する力を養っていかなければなりません。

グループディスカッションの場で発言することと同じくらい、他者を分析する力がグループディスカッションの場では必要になります。

他の学生がどんな人物かを分析し、自分自身がどの立場に立つべきかを、瞬時に考えていく必要があるからです。

他者を分析する力を養うには、日頃から家族や友人、部活やアルバイトの仲間など自分自身の周りにいる人を見てその特徴を捉え、分析する力をつけていくことが大切です。

他者を分析する力は、日頃の訓練によって養われていきます。

このように、日頃から他者を分析することに慣れていきましょう。

ここまで、簡単にですが、グループディスカッショのお題とその種類、すべき対策についてお話し致しました。

このように、グループディスカッションの対策をぬかりなく行い、他の学生に差をつけることで、企業から内定を勝ち取っていってほしいと思います。

皆さんが、企業から満足の行く内定を貰えるよう、応援しています。

 

 

2018/12/13

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