就活コラム

説明会の服装自由に深い意味なし!男女別コーディネート例を紹介

2018/12/13

Column

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1.「服装自由」はスーツで

まず、説明会の服装の指定はどうなっていますか?

服装の指定にスーツとあればなんの迷いもなくスーツを着ればいいのですが、問題は「服装自由」とある場合と「私服で」という指定があった場合です。

服装自由と書いてあるからと、ジーパンで行ってもいいかというと、もちろんNGです。

私服という指定以上に悩ましいのが「服装自由」ですが、迷わずスーツを着用するようにしましょう。

服装自由と書いておいて、スーツを着ないとNGだなんてなにかのトラップのようですが、これは社会人としての常識を見られていると考えてください。

例えば、営業職になったとして、はじめて会う大切な顧客との席でどんな服装で行けばふさわしいのかを考えてみるとわかりやすいかもしれません。

まさかジーパンにサンダルという服装ではのぞまないでしょう。

「服装自由」と書いてあっても、その言葉にはあまり意味はありません。

必ずスーツで出席してくださいね。

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2.私服での男性のコーディネート

次に「私服で」という指定があった場合ですが、この場合は逆にスーツはNGです。

私服という指定があるにもかかわらず、スーツでのぞむと、上司の意見を聞けない人物と見られます。

ではどんな服装ならいいかというとアパレルなど、一部を除いて「ビジネス・カジュアル」と考えてください。

カジュアルデーのある企業も多いので、電車の中などで見かけることもあると思います。

 

男性の場合、ジャケットに、襟のあるシャツ、チノパンかスラックス、という服装です。

色はネイビー(ジャケット)+ネイビーまたはベージュ(パンツ)などでまとめると無難でしょう。

シャツはボタンダウンではなく普通の襟で、色は白や薄い水色にしましょう。靴下は黒かネイビーが一般的です。

白は学生っぽいので避けて、靴は必ず黒か茶の革靴にしてください。

間違ってもスニーカーで向かわないでくださいね。

 

髪型ですが、男性の場合、短くカットし前髪のない状態にするか、軽くスタイリング剤をつけて、前髪を流すといいでしょう。

前髪が顔にかかるとなんとなく不潔に見えるので、額がみえる髪型を意識してください。

スタイリング剤で髪を遊ばせるのも遊んでいるように見えるので、髪を整えるだけにしておきましょう。

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3.私服での女性のコーディネート

女性の場合も、ビジネスカジュアルを心がけてください。

 

ジャケットもしくはカーディガン、襟のあるシャツにスカートかスラックスが一般的です。

色はネイビーか黒(ジャケットかカーディガン)+ジャケットと同素材で同じ色またはグレー(スカートまたはスラックス)でまとめると全体がスッキリします。

シャツの色は薄いブルー、白がいいでしょう。

ボタンは必ず一番上までとめてください。

靴は黒の低いヒールのあるパンプスで、ストッキングは必ずはくようにしましょう。素足だと失礼にあたります。

 

髪型ですが、女性の場合も前髪がある場合は横に流すようにしてください。

ロングの場合は後ろでひとつにまとめておきましょう。

ショートの場合は男性と同じく、スタイリング剤で遊ばせるのは禁物です。

どんな髪型でも額と耳を出すように心がけて、清潔感を意識しましょう。

 

ピアスやネックレス、リングなどのアクセサリーは一切つけない方が無難です。

化粧も薄化粧で、口紅はピンクベージュなどがよいでしょう。

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4.とにかく清潔を心がける

男性も女性も、とにかく清潔を心がけください。

髪を明るく染めているようであれば、遊んでいるように見えるので黒く染め直しましょう。

 

前日に服にアイロンをかけることは忘れないでください。

どんな高い服でも、シワがあるようでは台無しです。

安い服であってもアイロンがかかっていれば清潔な印象になります。

 

それから忘れがちですが、靴を磨くことも忘れないでください。

これは盲点ですが、採用側は靴もしっかり見ているものです。

古い靴であってもピカピカに磨いてあれば好印象につながるでしょう。

 

「服装自由」でスーツだったり、「私服」でビジネス・カジュアルと決まっていたりと、どうも企業の言うことはわからないと思うかもしれません。

しかしアパレルや広告といった一部を除き、大抵の日本の企業は協調性があり、自己管理のできる社会人を求めていると考えましょう。

「服装で自分を主張したがるのは子供っぽい」という考え方があるのも事実です。

主張するのは中身で、意見するのは入社してからと考え、就活では服装については、誠実、清潔を是非心がけてください。

 

なにが就活で一番大事かということを考えれば自ずと答えは出るはずです。

2018/12/04

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