就活コラム

ワーキングホリデーを活用したい!海外生活するのに年齢制限はあるの?

2019/05/07

Column

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1.ワーキングホリデーの基本と年齢制限

そもそも、ワーキングホリデーがどういう制度か知っていますか?
ワーキングホリデーとは日本と外国の二か国間での取り決めに基づき、青少年の長期滞在を許可し、旅行・就労・就学を認める制度です。
ワーキングホリデーは自由度が高いビザで働いてもいいし、勉強してもいいし、国内を旅行していることも可能なため大変人気の制度です。
注意点は、ワーキングホリデーは世界のどこにでも行けるというわけではありません。協定を結んでいる国に基本的には一度だけワーキングホリデーのビザが申請できます。
現時点で協定されている国は19か国でオーストラリアやニュージーランドなどの英国圏から最近は韓国なども人気のある渡航先となっています。
さて、前述を見てわかるとおりワーキングホリデーは「青少年」が対象なんです。そのため、この制度には年齢制限があります。
制限は「18歳から31歳の誕生日を迎える前まで」とされており、31歳になってしまうとワーキングホリデーを活用して海外へ渡航申請をすることはできなくなってしまいます。
現在30歳の方はワーキングホリデーを検討しているならば次の誕生日の前日までが申請期限となります。

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2.年齢制限を超えたらワーホリできない?

ワーキングホリデーには30歳までの年齢制限があるとご紹介しましたが、これはビザの申請時点での話です。
31歳の誕生日前までにワーキングホリデーのビザ申請が完了していれば渡航は31歳になっていても大丈夫です。
そのため、留学資金や語学力をギリギリまで溜めてからワーキングホリデーに参加する人も多くいます。
30歳になってしまっている人でも31歳の誕生日前日までに申請が間に合えば渡航は可能ですのであきらめずに準備していきましょう。
しかし、申請したビザには有効期限があります。有効期限を超えてしまうとビザは無効になり入国することができなくなりますので注意が必要です。
またこの有効期限は国ごとに期限が異なりますので、各国の条件を確認しましょう。
ビザの発給は即日~数か月と各国でことなります。ビザの申請に不備があると再申請が必要となり、この時点で31歳になってしまっているとアウトになるので申請には時間の余裕をもつことをオススメします。

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3.年齢制限に間に合わない人はどうする?

ワーキングホリデーについて調べてみたら年齢制限に間に合わなかったという人はどうしたらよいでしょう。
ワーホリの年齢制限を超えてしまっても働きながら海外で生活してみたいという人は、各国のビザを調べてみましょう。
ワーホリで人気のオーストラリアを始め様々な国が条件はあるものの、「学生ビザ」を使って働きながら海外で生活することができます。
また、唯一スイスでは35歳までヤングプロフェッショナル制度という制度を使って就労可能なビザの申請を行うことができます。
こちらは大学または専門学校を卒業していること、また、渡航前にスイス国内での企業に内定し雇用契約書を発行してもらわなければいけないという条件がありワーホリより厳しい条件とはなりますが就労可能なビザを申請できること、仕事先を決めて渡航するためキャリアが身につけられるなどメリットもあります。
また、現時点では予定が未定になってしまっていますが、オーストラリアのワーホリの年齢制限が引き上げられるという話も出ています。
30歳を超えてしまっても海外で働くことに挑戦したい方は続報をしっかりとチェックしておきましょう。

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4.まとめ

いかがでしたか?ワーキングホリデーには年齢制限があること、年齢制限を超えてしまってらどうしたらよいかをご紹介してきました。
実はワーキングホリデーの手続きの手順や年齢制限、協定国は毎年変更がされていることがあります。
そのため、現在ギリギリになってしまっている人でも年齢制限が引き上げられればワーホリに挑戦するチャンスはあります。
ワーホリに挑戦したいと思っている人は、常に情報を更新するようにしましょう。また、現時点で年齢制限を超えてしまっている人でもあきらめないでください。
各国には就労できるビザもあります。本気で海外で働きながら生活してみたいと思っている人は、他の制度も利用しぜひ夢をかなえてください。
海外で働いてみたい、夢をかなえたいと思うことは素敵なことです。ぜひチャンスを逃さずに挑戦してみてくださいね!

2019/04/25

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