1.知りたい!お寺ではどんな仕事をするの?
お寺では、お盆やお彼岸、初詣や七五三など、日本ならではのイベント・行事のすべてが実施されるため、人の出入りが絶えないイメージがありますよね。
お寺での仕事内容は、住職または神職どちらのポジションかによって、業務に大きな違いがあります。
ここでは、住職さんや神職さんの採用を目指して就職活動をしている学生のために、お寺での具体的な仕事内容をご紹介していきます。
~住職の仕事内容~
◆修行
住職は、仏様にお仕えする役割がありため、写経や読経をはじめとした、毎日の修業も欠かせない仕事内容になっています。
◆葬儀や法事
住職は、故人を弔うために、葬儀や法事にて檀家のお宅やお寺、葬祭を執り行う施設などに出向き、お経を唱えたり、説法をする仕事があります。
◆運営業務
お寺で働く住職は、基地の管理や法事、宗教法人となっているためお寺の運営を行うことも仕事内容のひとつとなっています。
◆お弟子さんのサポート
住職は、お弟子さんを持っていることが多いといわれています。 お弟子さんは、住職の仕事をサポートし、知識やスキルを身につけながら、一人前の住職になるよう、精進します。
◆付属の運営
お寺では、付属の幼稚園や保育園などがあることも多く、住職はこれらの設備を全面的にサポートする仕事もあります。
~神主の仕事内容~
◆お祭りの企画や運営 神主は、氏神をお祀りする神社での仕事がメインとなっています。
古くか周辺住民にとって中心となるお寺の場合は、お祭りを催すこともあります。
人生の節目にお世話になることが多いお寺では、地域に根差した人々のよりどころとなっているため、神主さんはいろいろな人とのコミュニケーションをとるため、その能力も身につけるべきスキルとなっています。
◆祈祷
神主は、神社で行われることが多い七五三や結婚式、お宮参りや厄除け、合巻祈願など、本当にたくさんの行事で祈祷を行うことも仕事のひとつとなっています。