就活コラム

体育会系学生は就活に強いのか

2019/08/27

Column

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1.目標達成のための計画・努力・自己管理ができる

体育会系学生は、大会等で勝つために計画を立て、勝つためにはどうすれば良いかを考えながら練習を重ねる努力をしています。 また、大会等に向けて体調管理やメンタル面の管理等の自己管理も行っています。

このように、目標達成のための計画・努力・自己管理をした経験は社会に出ると必ず活かされるものです。なぜなら、ビジネスにおいてこのような経験はPDCAサイクルという仕事を進める上での基本サイクルに通じるものだからです。

PDCAサイクルとは、「Plan(計画)」→「Do(実行)」→「Check(評価)」→「Action(改善)」の頭文字をとったもので、繰り返すことで、業務や製品を継続的に改善していく手法です。

体育会系学生は、このPDCAサイクルをスポーツを通して実践している点で有利であると言えます。

体育会系学生以外の学生も、同じようにPDCAサイクルを実践した経験があれば、自己アピールできます。

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2.礼儀正しく、上下関係を理解している

体育会系学生はコーチやトレーナー、監督等といった目上の人と接する機会が多く、先輩後輩等の上下関係が重視された環境の中に身を置いてきています。 このような環境で過ごしたことにより、礼儀正しさや、コミュニケーション能力が自然と身についている学生が多いことは想像に難くありません。

礼儀正しさや上下関係は社会に出てからはとても重要です。上司や先輩の指示を素直に聞き、会社に貢献できる人材を求める企業としては、学生時代にピラミッド型の縦社会を経験した学生は扱いやすく、教育をする手間やコストが抑えられるというメリットがあります。

また、しっかりと挨拶ができたり、受け答えがハキハキとしていたりすることで良い印象であることも大きなポイントです。

体育会系学生以外の学生も、会社説明会や面接等での振る舞いや言動等で、礼儀正しさや的確なコミュニケーションをとることや、しっかりとした挨拶やハキハキとした受け答えで印象アップができます。

ここで、特筆すべき体育会系学生が有利であるポイントがあります。

先輩との繋がりが強いため、OB、OGとの繋がりがあって社会人と接する機会が多かったり、直接企業の話を聞くことができるために企業研究がしやすかったりするというポイントの他、企業によっては特別枠がある場合もあるというポイントがあります。

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3.チームプレイを理解、経験している

会社で業務を行う際、チームで協力をして目標を達成する必要があります。 企業によっては個人プレイである程度まで進められることもありますが、最終的には他の社員や請負先や下請け先の企業の社員と協力をしなければならない場面が出てくることになります。

体育会系学生はチームで勝利という目標に一丸となって取り組んだ経験があるために、チームプレイをするというスキルが既に身についていることが、企業にとっては魅力的なポイントです。

チームプレイは野球やサッカーのような団体競技ばかりでなく、陸上やテニスのような個人競技でも実は行っていることもあります。合同練習や団体戦であったり、練習から大会までの練習に関わる複数の人と同じ目標に向かって努力したりというのもチームプレイと言えます。

チームプレイの経験は体育会系学生以外の学生も様々なシーンで体験しているものです。

学園祭や絵画や彫像等の共同制作、イベントの企画等もチームプレイで目標を達成したという経験になります。 スポーツでのチームプレイは想像がしやすいためにアピールもしやすいですが、他のチームプレイも、数字や具体的な説明で分かりやすく伝えることで印象に残りやすくなります。

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4.鍛えられたメンタルと体力への期待

体育会系学生の強みであるのが、強いメンタルと体力です。 企業に入社後は理不尽な要求に対応を求められたり、ハードなスケジュールが続いたりと思い通りにいかないことも多々あります。

また、失敗を繰り返して成長していく中で、上司や先輩、取引先から叱られたり、同僚からなじられたりすることもあります。

このような時に落ち込んで立ち直れなかったり、立ち直るのに時間がかかり過ぎてしまったりしては業務に支障が出てしまうため、強いメンタルを持っているというメリットが有利なポイントとなっています。

また、だいたいの業務には緩急があり、多忙な時期にしっかりと業務をこなせる体力があることも企業にとっての魅力です。

体育会系学生以外の学生はアピールし辛いポイントですが、全くできないわけではありません。例えば、ある研究で何度も失敗して諦めそうになったが、寝る間も惜しんで研究に没頭して成功できた、というようなエピソードでもアピールができます。

尚、実は体育会系の社風の企業が多数存在することも確かです。 金融やメディア、商社やメーカー等、様々な体育会系の社風の企業があり、自分が志望する企業がその体育会系の企業かどうかを調べておくと自己アピールの際に困りません。

自身の強みをアピールするのもいいですが、企業側が求める属性に当てにいくのも一つの戦法かと思います。プラットインでは、企業側・就活生側が納得しての入社を心がけています。詳しくは採用ページをご覧ください!

2019/08/20

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