就活コラム

文章表現力を上げて就活に活かそう

2019/10/15

Column

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1.文章力を高めることは将来も役立つ

まず、記述式の提出物で、採用側がなにを知りたがっているのか、考えてみましょう。

実際のところ、文章表現力があるかどうかよりも、その人物がどういったポテンシャルを持っているのか、ということを採用側は知りたがっています。具体的には、仕事でどのような結果を出せるのか、長く定着できる人物なのか、ということです。それを伝えるための文章なので、きちんと自分の言いたいことが素直に伝わっていればそれで事足りるとも言えます。

しかし、就業すればわかりますが、仕事上で文章を書く機会というのは非常に多いのです。上司にレポートを書いて報告することもあるでしょうし、取引企業に書類でプレゼンテーションすることもあるでしょう。文章力が高くて損をすることはまずありません。ですから、今のうちに文章力を高めることは後々も役立ちますし、文章力がないのは就活でもネックになることは事実です。

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2.採用者の目を止める

採用者は膨大な量の提出物に目を通します。なので、ネットに流れている自己PRなどの焼き直しにはすぐに気がつきます。もちろん内容は事実に即して多少変えてあるかもしれませんが、文章の運び方が同じ書類がいくつも続くと飽きることもあるでしょう。同じような文章が続く中で、文章表現力の優れた提出物は採用者の目を引くことができます。

とは言っても、いきなり推理小説のような書き出しや、凝った構成などで奇をてらうことは逆効果です。もちろん、応募する企業が自由な発想を求めていたり、既成概念を打ち壊すような人物を求めている場合は例外ですが。
たいていは、ある程度枠組みがきっちりできていて、その中での表現力が高い、という提出物が評価されるでしょう。

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3.文章の流れを押さえる

では、どのような枠組みが必要なのでしょうか。

1.「結論」から先に述べる。
まず、内容の結論を最初に端的に述べておきましょう。そうすることで、要点がわかりやすくなります。

2.「結論」の「理由」を述べる。
最初に述べた「結論」はどうしてそうなったのか、その理由を論理的に説明します。

3.具体例やデータを述べる
2を裏付ける具体的なエピソード、また数字でのデータを述べましょう。そのことで説得力が増す文章になります。

4.この文章でなにを伝えたかったのかを述べる
1で述べた「結論」、「要点」をもう一度違う表現で述べ、強く印象づけます。その上で、応募した企業にその結果がどのように役立つのか、ということを付け加えることを忘れないでください。

このような文章の流れはセオリーですが、時間のない採用者にわかりやすく自分を印象づけるのに有効です。その中で、いかに自分らしい表現を使っていけるかが重要なのです。

採用側はあなたに人間的にどのような魅力があるのか、ということを知りたがっています。ですから、内容はごく個人的な趣味のことでもいいでしょう。それがどのように今後仕事の上で役立つのか、ということにつながればいいのです。

 

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4.よくある表現を見直す

表現力、というとなにか高尚な感じがするかもしれませんが、簡単に言って、誰もが使うような表現を使わないことで表現力の高い文章にすることができます。
たとえば自分の強みとして「協調性がある」と書いてしまうと広がりがなく、誰もが使う表現なので避けた方がいいでしょう。
「協調性がある」と書きたいのであれば、「他の人と連携して、ひとつのことに取り組むことが得意です。」など表現を工夫し、その後にアルバイトなどで実際に皆と協力しあった具体例などをあげれば採用者の記憶に残りやすいでしょう。
まずは、自分の書きたいように全て書きあげ、その後よくある表現をチェックする方法を取るといいでしょう。ありがちな表現だなと思ったら、類語辞典などで違う表現を探します。その一手間で表現力のある文章にすることが出来ます。
実はよくある表現というのは、自分の言葉ではないことが多いのです。その一言で満足してしまい、文章の工夫がなくなりがちです。表現ひとつを変えてみると、不思議と続く文章もそぐわない気がして、書き換えることになります。その結果、自分らしい、採用者の心に響く文章とすることができるのです。
提出物にどこか物足りないものを感じたら、よくある表現ばかりを書いていないか、チェックしましょう。

やはり文章表現力を上げるには、「読書量」だと思います。ですが、ただ読むだけはなく、書かれている文章の意図・意味を考察することが重要です。プラットインでは、文才だけではなく、思考能力の高いメンバーがいます!詳しくはホームページをご覧ください!

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